Kentaro Ohno
人口わずか200人以下という男木島は、別名「猫島」と呼ばれる地。島のいたるところに人懐こい猫たちがいて、島の住民と一緒に観光客を温かく出迎えてくれるんです。この猫たち目当てで訪れる人も多く、いつしか猫好きなら絶対行きたい場所に!そんな、島の魅力をたっぷりお伝えしちゃいます♪猫島、という通称で呼ばれている男木島(おぎじま)は、香川県に属しています。瀬戸内海に浮かんでおり、隣接する女木島(めぎじま)と合わせて、雌雄島(しゆうじま)をなしています。ほとんどが山地で占められているこの場所は、家屋が斜面に建てられていることで独特の景観を作り出しており、広大な海や花々といった自然の織りなす風景と共に必見です。しかし、それ以上に魅力なのは、あちらこちらで見かけるこの動物たちです!
例えば、こんな段ボールに入っている子もいますし、
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51817031.html
群れで行動する光景にも出会えます!
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51817031.html
毛づくろいというプライベートなところも見られるかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51817031.html
この記事では、見どころ満載のこのスポットをご紹介します♪
男木島ってどこにあるの?
http://shin.naturum.ne.jp/e1485286.html
男木島は、香川県と岡山県の間、高松港の沖合約7.5kmほどの場所に位置する島です。源平合戦の際に那須与一が射た扇が流れ着いたことから、それが転訛して男木島になったと言い伝えられています。 島内には平地が少ないことから男木港周辺に集落が集中し、密集した住宅と坂道からなる独特の景観となっており、映画「喜びも悲しみも幾歳月」、「めおん」のロケ地となったことでも知られています。
また、男木島は日本にいくつか存在する猫島の一つとしても知られており、動物写真家の岩合光昭さんも訪れています。
山地ばかりで平地が少ない為、耕地があっても大体が段々畑になっています。それゆえ、メインの産業は漁業です。その一方で、街のあちこちには観光名所が複数あり、観光目的で訪れる人もいます。2010年に第一回瀬戸内国際芸術祭が開催された際、この男木島も現代美術の会場となり、空前とも言える多くの人たちが来島しました。人口は200名ほどの島なので、その賑わいは凄まじかったですね。この芸術祭は、2016年も行われています。
男木島の見どころは?
男木島灯台
明治28年に建てられた総御影石造りで現役の灯台。歴史的文化財的価値が高く日本の灯台50選にも選ばれてる穴場観光スポット。 http://soundmaster.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_df6a.html
1987年に無人化され、現在は隣接する灯台職員宿舎が男木島灯台資料館となっています。この灯台は瀬戸内海における海上交通量が増えたことを受け、1895年に日本人が建設したものです。全て御影石で作られており、日本においては2基のみの無塗装灯台の一つになっています。日本の灯台に選ばれたのも、そうした歴史的な価値が認められたからですね。灯台周辺も瀬戸内海国立公園に指定されています。全国でも2位という、船の交通量がある海を見つめる灯台です。映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台にもなっています。これは灯台守と家族の姿を描いた作品です。
■ 基本情報
- ・名称: 男木島灯台
- ・住所: 香川県高松市男木島1064-2
- ・営業時間: 資料館は9時~16時30分
- (3~6月、9~11月は日曜・祝日のみ開館、7・8月は無休、1・2・12月は要予約)
- ・電話番号: 087-873-0001(高松市男木出張所)
男木島水仙郷
2003年10月に完成した遊歩道には、シーズンとなる2月~3月になると、約12,000㎡の敷地に古くから島に自生する日本水仙が1,000万本を超える数で咲き誇ります。白と黄色のコントラストがとても美しい水仙は、2004年より「「男木水仙郷をつくる会」が栽培を行っているというものです。年々、植栽数が増加していっています。近くを通ると、水仙の甘い香りがしてきて、美しい島ならではの景観がより気持ちの良いものになります。会は島民の有志の方々はもちろん、高松市内の高校生も含めて、活動を行っています。民間で作り上げる、日本でも有数の水仙郷を目指しているということで、今後の発展が楽しみですね。
http://yousakana.jp/?p=14082
■ 基本情報
- ・名称: 男木島水仙郷
- ・住所: 香川県高松市男木町
- ・営業時間: 見学自由(2月~3月)
- ・電話番号: 087-873-0001 (高松市男木出張所)
坂と石段
島内には平地が少なく限られているため、集落は男木港周辺集中しており、住宅と坂道及び石段からなる独特の景観となっています。集落の中を散歩していくと、まるでちょっとした迷路を歩いているかのような気分にさせてくれます。高い石垣や家と家の隙間、階段が急勾配になっているところ、そして瞬間現れる美しい海の光景。焦らずにゆっくり歩いていくと思わぬ場所に辿りついたりして、それが面白さでもあります。ちなみに島一番のビュースポットとして名高いのは、豊玉姫伝説で知られる豊玉姫神社ですね。参道までも階段になっていますが、振り返ってみると素晴らしい景色が見えますよ。
http://www.ogijima.jp/gallery/entry-360.html
■ 基本情報
- ・名称: 坂と石段
- ・住所: 香川県高松市男木町
- ・電話番号: 087-873-0001(高松市男木出張所)
猫
やっぱり猫も見どころの一つ!島内には人と共生する数多くの地域猫達が生息していて、日本有数の猫島として知られています。そのため、動物写真家の岩合光昭さんをはじめとして多くの写真家や愛好家が島を訪れます。 http://blog.goo.ne.jp/shimajiro723/e/3f396018d9f376178eac103974843d82
かわいらしい猫がこんなにいっぱい!
http://blog.goo.ne.jp/shimajiro723/e/82db9132927bdac342cbe7c14e39d042
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51817031.html
行ったことがある人のコメントでは、『みんながこっちに向かってくるのは迫力ある』とのこと。確かに迫力満点ですね^^
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51817031.html
「みんなで集まって何してるのかな?」
猫の方も、人間がいる空間というものにとても慣れています。島を訪れる人も、ネコ好きな人が増えているというのも彼らが人好きする要因かもしれません。適当に歩いていてもすぐに猫の方からやってきますし、ゴロリと足元で寝転がることもあるようです。ビュースポットの豊玉姫神社付近では、集団で猫たちが押し寄せてくるという事もあります。お菓子や食べ物をねだっているのでしょう。座ると膝の上に登ってくるねこも・・・。良い意味で人懐っこく、悪い意味で図々しさすらあります。
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51817031.html
■ 基本情報
- ・名称: 男木島の猫
- ・住所: 香川県高松市男木町
- ・電話番号: 087-873-0001(高松市男木出張所)
オンバファクトリー&カフェ
彫刻家大島よしふみさんが主宰する工房です。坂道や細い路地が多い男木島で、必需品のオンバ(乳母車)に修理やペイントを施すなどカスタマイズしています。カフェが併設されており、地元の食材を使った食事も楽しめます。こちらのファクトリーの前には、それぞれ趣向が凝らされたオンバが展示されています。さらには、オンバをつくるワークショップなども開催しています。オンバをレンタルして、島の散策に出かけるということもできるんですよ。乳母車といっても、食材や日用品などを運ぶためにも大活躍している運搬車ですからね。カフェを実施しているのは土日になります。この時は観光客もたくさん訪れます。鑑賞料は300円ですが、15歳以下は無料になります。
http://yousakana.jp/?p=10268
■ 基本情報
- ・名称: オンバファクトリー&カフェ
- ・住所: 高松市男木町216
- ・営業時間: 11時~16時半
- ・定休日: 瀬戸内芸術祭期間は無休。瀬戸内芸術祭期間以外は土日祝日のみの営業。
- ・電話番号: 087-832-3123
男木島の名物
ひしおぶっかけうどん
ひしおは、大麦やえんどう豆、大豆、南京豆でつくる男木島のおかず味噌で、そのひしおを使った「ひしおぶっかけうどん」が名物となっています。限定メニューですので2日前までの予約が必要。ひしおは、辛いかと思いきや、食べた口の中で甘さがどんどん増加していきます。本当にうどんにあっていて、スルスル入ります。薬味との相性も抜群にいいですよ。ひしおは、9月頃にお味噌づくりにあわせて作ることになります。梅干しの天ぷらも入っていて、香ばしさもあります。色々条件が揃ってこそ食べられるうどんですから、幻のうどん、と呼ばれることもあります。うどんの国香川、さらに男木島ならではのうどんと言えるでしょう。
http://beni-chidori.way-nifty.com/rakuyoukikon/
■ 基本情報
- ・名称: お食事処 円(まどか)
- ・住所: 香川県高松市男木町1925-2
- ・営業時間: 11:00~17:00
- ・定休日: 水曜日
- ・電話番号: 087-873-0703
- ・公式サイトURL: http://ogi-madoka.jimdo.com/