宮城県女川町の復興カレー！女川に行ったらカレーを食べよう

東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町。そこで炊きだしから生まれた『女川カレー』が復興の希望の光として注目を集めています。なぜカレーだったのか、どうしてそれが町をあげての活動になったのか、概要をご説明します。

1.宮城県の女川町とは？

宮城県女川町とは、3.11の震災の震災で20メートルを超える津波の被害にさらされた地域にあります。この凄惨な自然災害で、多くの人が命を失い、家族を失い、財産を失いました。未だ家族の亡骸すら帰ってこない方も大勢います。幸い、女川原発は高台にあったので被害はそれほどではなかったのですが、正直、これも放射能漏れを起こしていたら恐ろしいことになっていたでしょう。

2.女川カレーとは？

3.11の震災の折り、宮城県女川町もその被害を受けました。それは壊滅的とも言えるもので、多くの人が住み慣れた家を離れ、不便な避難生活を余儀なくされました。この苦境の時、神奈川県鎌倉の任意団体「ちきゅうの子２２」とカレースパイス販売業者の「アナンコーポレーション」が寒い3月でも体が温まり、万人に愛される特別なブレンドのスパイスで作ったカレーの炊き出しをして、支援をしてくれました。絶望的な状況での人の優しさ、人情ほどありがたいものはありません。さらに、彼らはこのカレーを女川町で作り、販売して復興に役立てることまで提案してくれたのです。『女川カレー』は、そういうヒューマニティが生み出したカレーなのです。

3.復興女川カレーが食べられるおすすめ店を紹介！

食事処 おじか

食事処『おじか』は、現在は女川駅から徒歩20分のころにあるおながわコンテナ村商店街内で営業している食堂です。このお店で食べられるのはウニ丼が目玉商品ですが、女川カレーとして牡蠣フライカレー丼と言うものが生み出されました。海が時化た時は海老フライになるそうですが、とてもマイルドでおいしいカレーと評判です。


女川町のコンテナ村では沖縄まつりや女川町商店街復幸祭などのイベントやシルバー宅配便のような活動を通して復興へ向けてのアクションを続けています。

コンテナ村便り

おちゃっこクラブ

おちゃっこクラブは、女川駅からちょ歩12分のところにある女川町地域医療センターにあるコミュニティハウスです。店内では女川グッズを販売するほか、軽喫茶としても利用できます。特にナポリタンは日本ナポリタン学会の認定済みです。女川カレーは火曜と金曜に販売しています。

メニューはナポリタンも女川カレーも400円で食べられるそうです。かなり安いですよね。海を見ながらお食事ができるオーシャンビューのお店なので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？なお、デザートにはソフトクリームがお勧めです。

さんさん亭

さんさん亭は、女川駅から徒歩12分のところにある女川町地域医療センター1階にある食堂です。メニューとしては、女川丼というオリジナルの丼がお勧めとなっていて、他にもいろいろな丼ものやラーメンが食べられます。復興カレーは760円でスープ付きになっています。
このお店の女川カレーはシーフードが入っているのが特徴です。エビやイカ、そしてホタテが煮込むのではなく焼いたものをトッピングスrという手間の掛け方がいいですね。なお、ラーメンのスープに見えるものがセットで付いています。