長瀞観光のおすすめスポット。東京から日帰りでも楽しめる24個のまとめ

東京から日帰りでも満喫できる関東屈指の観光スポット「長瀞」には、ライン下りや、キャンプ、味覚狩り等々･･･楽しみがいっぱい!!

１度行ったらハマること間違いなしの、「長瀞」を上手に遊び倒すために、おすすめスポットをまとめましたのでご覧ください。

長瀞とは？

埼玉県北西部の秩父地方に位置する「長瀞」。荒川上部の渓谷にある「長瀞渓谷」は、国指定の天然記念物に指定されています。

景勝地や観光地としても広く知られていて、春は桜、夏は川遊び、秋は紅葉狩り、冬にはロウバイに梅など１年を通じて楽しめる魅力的な場所です。

長瀞のみどころ

是非足を運んでほしい、素晴らしい見どころの数々はこちらです。写真を見ているだけでも、心安らぐと思いませんか？！

■長瀞渓谷

国指定の名勝・天然記念物に指定され、埼玉県立長瀞玉淀自然公園にある、全長６ｋｍの「長瀞渓谷」。春は２５００本の桜や岩根の山の傾きに一面咲き誇るツツジ、夏は長瀞渓谷を代表するレジャーの川遊び、秋には鮮やかなコントラストが楽しめる紅葉、冬には可憐に咲くロウバイと、１年を通じて楽しみがいっぱいの観光スポットです。

飲食店や、土産物店、温泉施設など･･･そぞろ歩きたいスポットもいっぱいです。

■長瀞石畳

長瀞渓谷にあり、隆起した結晶片岩が岩畳となって広がる長瀞屈指の観光地「長瀞岩畳」。地殻変動によってできたもので、歩いて散策できるようになっています。(足元が悪いので、履きなれた靴での散策がおすすめです)

その中心を流れる荒川との美しいコントラストをご覧ください。地質学的にも貴重な、自然の博物館としても知られています。

■秩父赤壁

中国揚子江の名勝地「赤壁」にちなんで名づけられた、長瀞石畳の対岸にある、高さ100メートル、幅500メートルの絶壁です。

自然が創り出した、芸術品のような美しさで、荒川の流れと一帯となった素晴らしい景勝が楽しめます。三国志の｢赤壁の戦い｣の舞台に似ていることから「秩父赤壁」とも呼ばれています。

■ポットホール

ポットホールとは別名を甌穴ともいう円形の穴です。

高砂橋と金石水道橋の中間にある荒川の川原では、直径上部は1.8メートル、中～底部は1.4メートル深さは4.7メートルの、日本一の大きさのポットホールを見ることが出来ます。

■虎岩(タイガーロック)

「埼玉県立自然の博物館」の正面の河原で、親鼻橋から１kmほど下った場所に、正面に幅１５ｍ、茶褐色と白色の縞模様の美しい岩があります。「スティルプノメレン」という鉱物からできており、その姿が、トラの毛皮に見えることから「虎岩(とらいわ)」、またはタイガーロックと呼ばれています。

かの有名な「宮沢賢治」も長瀞を訪れた際、「虎岩」の美しさに魅せられ歌を詠んでいます。この歌はハガキに９首の歌を書いて、親友「保阪嘉内」に宛てた中の１首です。

■ジオパーク秩父

ジオパーク秩父は、地域固有の地質や地理、生態系、歴史・文化などありのままの地域資源を素材として整備された「地球と人間のかかわり」を主題とする市民公園で、都心から60～80ｋｍ圏に位置し、関東山地の一画を占めています。

湧水や鍾乳洞が楽しめるハイキングコースや、秩父地域を中心とした岩石や鉱物、化石などの展示をしている「埼玉県立自然の博物館」などもあります。

■埼玉県立自然の博物館

ジオパーク秩父に属し、「自然と人との共生を創出する自然系総合博物館」として設置された「埼玉県立自然の博物館」。

様々な化石や岩石や鉱物の様子の展示、埼玉を代表する４つの森に生息する動物たちの大ジオラマ展示など、自然と人の関わりを学べる博物館です。常設展示の他、１～３ヵ月ごとに変わる企画展示や季節展示も行っていて、埼玉の奇獣パレオパラドキシアなどを紹介しています。

■長瀞郷土資料館

長瀞町郷土資料館では、長瀞町で使用されていたものを中心に集めた、養蚕の道具や、機織り道具、むしろ織機、足踏み縄ない機などを展示しています。

資料館に隣接し、かつて中野上地区にあった養蚕農家の民家で築２５０年ほどと推定されている「旧新井住宅」が建っています。これは、この地方に存在していた、手斧削の欅を使用した柱や、屋根に石を乗せる建築など秩父地方の民家の特色をよく表している建築で、重要文化財にも指定されています。

■宝登山神社

秩父三社の一つで、火災除・盗難除・諸難除の守護神の神社で、境内には日本武尊を始め、五社を祀っています。

「宝の山に登る」という縁起の良さから、開運厄除けや火災盗難除け、初詣、商売繁盛などの祈願者や参拝者が全国各地から訪れます。また、１月の開運祈願祭や、2月の節分祭、4月の例大祭など１年を通じて行事も開催され、１年間の参拝者数は１００万人にも上ります。

■長瀞船玉祭

長瀞船玉祭は、船下りの船頭さんが水上での安全祈願に水神様をお祀りしたのが始まりになっている祭りで、原点になっている「万灯船」での秩父屋台囃子の披露や、約１０００基もの灯篭が荒川に流される他、岩畳の対岸からは３５００発ほどの花火も打ち上げられ、夜空を彩ります。

祭り当日は、７万人ほどの人手があり、岩場にこだまする花火の音や、灯篭流しの幻想的な風景が体感できます。

■秩父温泉 満願の湯

日本百観音の結願寺、秩父札所３４番水潜寺のふところに地下数百メートルから湧出した、全国有数のアルカリ泉で、とてもまろやかな湯が楽しめる日帰り温泉施設「秩父温泉 　満願の湯」。

四季折々の秩父の自然が味わえる「露天風呂」や、純和風の庭園を眺めながら温泉が源泉１００％の湯が楽しめる「内湯」があります。露天風呂からは、「満願滝」を見ることもでき、勢いよく流れ落ちる滝の音をBGMに入る温泉は、まさに至福の時間です。

自然を感じよう

長瀞と言えば「大自然」。鑑賞するのもいいですが、思いっきり感じることが出来る、レジャーもオススメですよ！

■長瀞ライン下り

長瀞のレジャーと言えば「長瀞ライン下り」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか？「長瀞ライン下り」では、特別天然記念物に指定されている長瀞の岩畳の中を船に乗って下るレジャーで、スリリングな急流を下ったり、船上から渓谷美を楽しむことができます。

春には芝桜、夏には涼風を求めて･･･など四季折々の楽しみ方ができ、お子様から年配の方まで幅広い方が楽しめます。

 ■ラフティング

長瀞の川をビニールボートに乗って大小の激流を超える、スリル満点のレジャーが「ラフティング」です。
大自然が満喫できるラフティングでは、ビニールボートで川下りをするだけでなく、希望者は川遊びもできちゃいます。

修学旅行生から、カップルなど様々な方に人気で、紅葉の季節には素晴らしい長瀞の紅葉を見ながらのラフティングも楽しめますよ。

■カヤック

カヤックとは、足を前方に投げ出して座り、ダブルブレードパドルで漕ぐレジャーで、長瀞ではカヤックも大人気です。

カヤックが初めてと言う方から、中上級者まで幅広い層のかたに対応していて、水と戯れる爽快感が存分に堪能できます。

■カヌー

長瀞の湖で四季折々の風景をのんびり楽しみたいなら･･･「カヌー」がオススメです。長瀞のレジャーと言うと、急流を下る「ライン下り」や「ラフティング」のイメージが強い方も多いと思いますが、実はカヌーも大人気。

みんなで力を合わせて漕ぐので、チームワークや一体感が味わえるので、気の置けない友人や大切な恋人とのレジャーにもぴったりです。

■キャンプ場

自然豊かな「長瀞」には伸び伸びとキャンプが楽しめる素敵なキャンプ場がたくさんあります。木立の中のオートキャンプや、設備が整い手軽にキャンプが楽しめるバンガローなど、ニーズに合わせて選べます。

温泉やマスのつかみ取り、釣りなどのレジャーが楽しめるキャンプ場や、愛犬と一緒に宿泊できる施設も大人気。夏休みシーズンは混雑が予想されますので、早めの予約がオススメです。

■りんご狩り

長瀞では「りんご狩り」を始めとした、四季折々の味覚狩りが楽しめます。「道の駅 果樹公園あしがくぼ」では、１月～５月には「いちご狩り」、7月～8月には「プラム狩り」、８月～１０月には「ぶどう狩り」、１０月～１１月には「りんご狩り」を行っています。

施設内には他にも農産物直売所や食堂、うどん・そばの手打ち体験道場などがあり、子供からお年寄りまで楽しめる充実した内容になっています。

■長瀞の桜

長瀞周辺には、約３０００本の桜が植えられていて、「日本さくら名所百選」にも選ばれています。３月下旬から４月上旬に楽しむことができます。

２ヘクタールの敷地に数百本の桜が咲き誇る「野土山」や、長瀞駅から荒川に沿って高砂橋までの道、約２.５㎞を、４００本の桜が作ったトンネルが楽しめる「北桜通りの桜のトンネル」などで鑑賞できる美しい桜をお楽しみくださいね♡

■長瀞の紅葉

大自然の宝庫「長瀞」は、関東屈指の紅葉狩りスポットです。特におすすめなのは、長瀞ライン下りを楽しみながらの紅葉狩りで、鮮やかに色づいたモミジやクヌギがお楽しみいただけます。

長瀞駅徒歩５分にある「月の石もみじ公園」はその名の通り、たくさんのモミジが植樹されている公園で、例年11月中旬～下旬の紅葉の最盛期にはライトアップも行われています。陽光の下で見るモミジとは、一味違ったモミジの姿をお楽しみくださいね♡

長瀞へのアクセス

車】
●関越自動車道 練馬IC.から花園IC.まで約50分。国道140号で約30分
●都心から国道17号を経由し熊谷へ。熊谷から国道140号経由で約45分

【電車】
●池袋から西武池袋線（特急）で西武秩父まで約80分。秩父鉄道に乗換えて約20分
●池袋から東武東上線で寄居まで約80分。秩父鉄道に乗換えて約20分
●上野から高崎線で熊谷まで約60分。秩父鉄道に乗換えて50分

長瀞の歴史