青森の四季を花で感じてみませんか？青森の花の名所を巡ろう『花の名所6選』

本州で北に位置する青森県。冬は寒い地方ですが、四季を感じさせてくれる花の名所がたくさんあるんですよ。自然豊かな青森の地で、色々な花を愛でてみませんか？素敵な花を見ながら、心を浄化して心も体もリフレッシュしましょう。きっと素敵な気持ちになれますよ。

1.赤～いりんごの並木道(五所川原市)

私のおすすめ度：★★★★★

あれ？リンゴの花って白じゃなかったっけ？と思う方も多いのではないでしょうか？通称『赤~いりんご』は品種名を『五所川原』というのですが、なんと、お花が赤いんです。もしかしたら暖かくなって恋をしちゃったりんごちゃんなのかも！約1キロにわたって、380本の『赤~いりんご』が植えられています。

実は、五所川原出身の前田顕三さんというかたが、20年以上研究しできた品種なのだとか。実は赤いのは花だけではなく、果肉も木も赤いのですよ。なんだか、可愛いですよね。

秋にはもぎ取って、さくさくっと食べることが・・・。と妄想している方はちょっと待った！この赤~いりんごは生食には適さないらしいのです。すっぱくて硬いらしいです。リンゴかじるとはぐきから血がでるかも。なので、加工食品としてジャムやワインなどに変身してから販売されています。

2.猿賀神社(平川市)

私のおすすめ度：★★★★★

蓮の花と桜の花が有名な『猿賀神社』です。枝ぶりの良いさくらが猿賀神社の鏡ヶ池のほとりにたくさん植えられています。春になると池の名前の通り、鏡のように池には桜の花が映り込みとても幻想的な雰囲気になっています。夏が近づくと鏡ヶ池は様子を一変させます。池一面に蓮の葉が広がります。

7月中旬ごろから、ピンク色をした蓮の花が一斉に咲き誇り始め、緑の葉っぱの中にきれいな『和蓮』が大輪の花を咲かせています。猿賀神社は、和蓮の北限なのだそうです。

私は、お花も綺麗で好きだけどやっぱり、花の下の蓮根が気になります。蓮根おいしいですよね♪なんとこちらの蓮根は『蓮根ようかん』に加工されて地域の特産品として販売されているんですよ。蓮根大好きな私としては是非食べてみたいですね！

3.長谷ぼたん園(南部町)

私のおすすめ度：★★★★☆

長谷ぼたん園の『長谷』とは、奈良県にある『長谷寺』の長谷なんだそうです。なぜかといえば、長谷ぼたん園の隣にある、お寺さんの檀家さんが長谷寺からぼたんのお花の苗を譲り受けてそれを植えたのが始まりだということです。交流の花をたくさん咲かせたと言ってもいいのではないでしょうか。

現在約130種類のぼたんが8000本も植えてあり、大輪の花をたくさん咲かせています。中にはバラと間違えそうになるぐらいの華麗なお花もあったりするので、ぼたんのなかでも好きな花をみつけてみるのもいいかもしれませんね。

平成13年に『かおり風景100選』という環境省が選んだものに認定されました。咲き誇るぼたんとともにぼたんの香りや森の香りなどを存分に楽しんでくださいね。結構歩くので歩きやすい靴にしてくださいね。

4.弘前城（弘前公園）(弘前市)

私のおすすめ度：★★★☆☆

弘前城（弘前公園）と言えば、桜でしょう。全国的にも知られている弘前の夜桜は日本三大夜桜の一つに数えられるそうです。弘前公園の桜は、日本最古のソメイヨシノや、シダレザクラなど52種類約2600本うえられているそうです。なかでも、樹齢100年以上の桜は300本以上あるそうです。

弘前公園の環境がいいのでしょうね。お手入れがすみずみまで行き届いているので、木々も活き活きしているようです。お堀に映る桜もとてもきれいなので、お堀の周りを散策するのもいいですよ。

桜だけではなく、じつは弘前公園は紅葉もとても有名なんです。秋には、まるでお城の周りが燃えているように真っ赤になるんですよ。素敵だと思いませんか？秋に、紅葉を見ながら燃えるような恋をして、春に桜のように満開の愛を咲かせるのもいいですよ。

5.田代平湿原(青森市)

私のおすすめ度：★★★★☆

静かでのんびりとした雰囲気の田代平湿原は、八甲田山の影響でできた湿原だそうです。湿原植物が群生することで有名な場所です。約12種類の湿原植物が群生していて、季節ごとに花を咲かせて、季節折々に、湿原の色を変えてくれています。

人気があるのは、8月に白い花を咲かせるウメバチソウです。湿原に可愛い白い花をたくさんさかせるので、心和むこと間違いなしです。もちろんほかの花も可憐で綺麗ですよ。

湿原を歩くときは、歩きやすい靴を履いてください。木製の遊歩道を歩くことになるので、ヒールや滑りやすい靴などは避けてくださいね。彼女やお子様の手をしっかりと転ばないように握っていてあげてくださいね。

6.夏泊半島　椿山（平内町）

私のおすすめ度：★★★★★

山全体が薮椿におおわれていると言っても過言ではないぐらい、椿が群生しているのが椿山です。山の上から海岸線にかけて、5月下旬ぐらいから、山が赤く染まったようにたくさん椿が咲きます。椿山は椿が自生する北限とされていて、国指定の特別天然記念物に指定されています。

海岸は短い夏の時期には海水浴場として利用されています。東北の短い夏を満喫するにはとてもいい場所ですよ。日本の渚百選にも選ばれているほどきれいな海岸線です。

近くにある椿神社には、可愛そうな悲恋の伝説も残っている神社です。椿が群生した所以と言われている伝説なんですよ。悲恋の伝説がある神社って、カップルで行ってもいいものなのか少し戸惑いますけどね。でも、逆に自分のようにならないでと、縁結びをしてくれるのかもしれませんよ♪

【青森の花の名所を愛でて、素敵な時間を過ごしてみましょう。のんびりした気持ちになったらまた、元気に前に進むことができると思いますよ。素敵な花たちに癒されてくださいね。】