日本各地には、主に山奥などの交通の便が悪い場所に存在する温泉のことを秘湯と言いますが、日常なかなか人の訪れない、また一般の方が訪れたことのないような駅の事を秘境駅といいます。日本で1位になったJR小幌駅について調べてみましょう。
日本一の秘境駅とは? (JR小幌駅)
http://www.sankei.com/photo/story/news/150810/sty1508100001-n1.html
小幌駅と書いて(こぼろえき)と読みます。三方を山に囲まれ南側が海という立地。周辺に民家や道路がなく、日本一の秘境駅といわれる北海道虻田郡豊浦町字礼文華にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅です。近くには道路はなく、列車でしか訪れることができない知る人ぞ知る秘境駅なのです。廃止が検討されていた理由
一番は利用者がいない事でしょう。残念ながら設置当時は海岸沿いに民家がありましたが、1970年代半場には消滅。小幌海岸海水浴場の利用客もいなくなり、唯一駅から海岸に降り事ができた道も、クマや野生動物出没の可能性も高く廃道に。現在は駅から伸びている小道すらもない状態になっています。存続となった背景
http://www.sankei.com/photo/photojournal/expand/150809/jnl1508090003-p19.html
廃業と囁かれたJR小幌駅ですが、駅は線路上まで観光客であふれ廃業を免れました。地元・豊浦町が「日本一の秘境駅」と親しまれる駅を観光振興に生かそうとしたからです。町にある貴重な『日本一』を残したい!その気持ちが廃業を免れたのでしょう。これからの活動にも期待します。詳細情報
■ 基本情報
- ・名称:JR小幌駅
- ・住所:北海道虻田郡豊浦町字礼文華
- ・参考サイトURL:http://www.town.toyoura.hokkaido.jp/