まさかの天気にならにように！沖縄のお天気で知っておきたい4つのポイント

スッキリと晴れた青い空、サンゴ礁と青い海が魅力の沖縄県。海辺で思いっきり羽を伸ばしたいですよね！でも、その前にちょっと待って。意外と知られていない沖縄のお天気事情をご紹介します。

１．季節ごとのお天気の特徴

沖縄は、年間を通して気温に差が少なく過ごしやすい気候です。

◆夏は35度を超える日は少なく、冬は10度以下になる日はほとんどありません。
◆5月中旬から梅雨に入る頃から台風が発生しはじめます。
◆6月の梅雨の時期には湿度が80％を超えて、ジメジメと暑くなります。
◆5月～9月の荒れ狂う台風シーズンを過ぎ、気温と湿度が落ち着く10月頃が沖縄では最も過ごしやすい時期です。

２．台風時期のお天気の特徴

台風は5月頃から発生し、場合によっては10月まで接近することもあります。7月～8月は台風の勢力が強いまま直撃する場合が多く、暴風雨など被害も大きくなりがちです。
風速40mを超える強風が発生するので、高波に注意が必要となります。沖縄で台風に遭遇したら、宿泊先から出ないようにしましょう。

台風が通過した後でも吹き返しの風が強く吹き付けます。海には近づかず、外出時には十分気をつけましょう。沖縄本島よりも、宮古島や八重山諸島の方が台風が接近しやすく、被害も大きいそうです。

３．日中の気温の変化

沖縄では海水の温度が高いために雨雲が発達しやすいという特徴があります。海に囲まれ高い山が無いため湿った空気が入りやすく、天気が変わりやすいのです。そのため、晴天の日でも曇ったり雨が降ったりと1日中天気が安定しないことがあります。こういう雨雲が出ると激しいスコールが･･･。沖縄というと年中青空が広がっているイメージがありますが、天候が変わりやすいため年間の快晴日数は8.9日と全国最下位なのです。

４．紫外線量と日焼けについて

沖縄の日差しはとても強く、紫外線量は本土の約3倍です。仮に海辺で2時間遊んだら、本土の6時間分に相当します。気を付けていないと、重度の日焼けになってしまう恐れがあります。

１年を通して紫外線のきつい沖縄の紫外線指数は３月、４月、10月でも札幌の夏とほとんど変わりません。薄着になる冬場でも日焼け対策には注意が必要です。