志賀高原に行きたくなる、おすすめ観光スポット22個のまとめ。

ウィンタースポーツ大国の長野県の中でも、特に人気がある「志賀高原」は、冬はもちろん、新緑や紅葉と１年を通じて楽しめる観光スポットなんですよ♡

都会ではなかなか見ることが出来ない、ダイナミックな自然が楽しめるスポットや、蛍の乱舞が鑑賞できるスポットなど、志賀高原のおすすめ観光スポットをまとめましたのでご覧ください。

志賀高原とは？

志賀高原とは、長野県下高井郡山ノ内町にあり、上信越高原国立公園の中心部を占める標高1000ｍ以上の高原のことで、高原一帯には「志賀高原スキー場」が開設されています。

例年10月下旬から11月上旬ごろに初雪が観測され、平均積雪量は２メートルを超えます。夏は過ごしやすく、最高気温が３０度を超える真夏日になることは、ほとんどありません。

上信越高原国立公園とは？

「上信越高原国立公園」は、群馬・新潟・長野の３県にまたがる国立公園で、日本で２番目の広さを誇る豊かな自然の宝庫です。

白根山や浅間山などの活火山や、志賀高原のような高層湿原地帯などがあり、スキーやキャンプ、温泉などのレジャーも楽しめます。

志賀高原のみどころ

素晴らしい志賀高原の見どころの数々は、写真を見ているだけでも癒されると思いませんか？

■志賀高原スキー場

標高1,340ｍから2,307ｍに広がる「志賀高原スキー場」。上信越高原国立公園の志賀高原をベースとした、大小全19箇所のスキー場があり、雪国長野にあるスキー場の中でも、人気トップクラスの名門です。

日本最大級の規模や積雪量を誇るスキー場で、尾根沿いのダウンヒルや、林間コースなど様々なコースを、自慢のパウダースノーでお楽しみいただけます。

■志賀高原自然保護センター

志賀高原の中心に位置し、志賀高原の動植物、トレッキング情報など、志賀高原を楽しむための情報を発信している「志賀高原自然保護センター」。

館内には、志賀高原の位置関係が一目で把握できる「ジオラマコーナー」や、志賀高原の自然に関する様々なトピックが学習できる「志賀高原自然トピックス」などがあります。平成15年に設立された「志賀高原ガイド組合」主催による、ガイドプログラムの参加もできます。

■琵琶池

琵琶池は志賀高原で2番目の面積を誇る、１周２.５㎞(約４５分)の池です。美しい緑黄色の池で、古来からの楽器「琵琶」の形に似ていることから名付けられました。

周辺は全面アスファルト舗装された２m幅の遊歩道になっていますので、自然を楽しみながらの散策ができ、車いすやベビーカーでも安心です。美味しい空気をいっぱい吸い込みながら、緑のトンネルの中を歩ける･･･素敵な場所です♡

■蓮池

遊歩道が整備されていて、ぶらりと散策するのにオススメの「蓮池」。近くにはビギナーにぴったりの「蓮池スキー場もあります、最高標高1550ｍ、最低標高1481ｍのなだらかなスキー場で、長野県の県木「白樺」に囲まれた素晴らしいロケーションが楽しみながらの滑走は最高！

ジュニアコースや無料キッズルームもあるので、ファミリーにもオススメ。サンバレースキー場や丸池スキー場からアクセスがしやすいのも、魅力的ですね。

■一沼

ドライブコースに是非入れて欲しいのが、景勝地「一沼」です。春先のレンゲツツジ、５月の新緑、秋の紅葉など１年を通じて鑑賞できる景色と「一沼」に映るコントラストをおたのしみいただけます。

志賀高原の中でも、一足早く紅葉が楽しめる土地として知られていますが、防寒対策をしっかりして行くのがオススメです。道路に野猿が飛び出してくることもあるので、運転には注意してくださいね♡

■逆さ池

標高１５６０メートルの地にあり、面積０．１４haの「逆さ池」は、池の西端が高く東端が低く傾斜して見えるところから、その名が付きました。池の周りでは、花枝先に漏斗形をした花径3、4センチの可憐な花を咲かせる「ハクサンシャクナゲ」が多く楽しめます。

■鉢池

「鉢池」は、四十八池南東部より登る鉢山頂上にある典型的な火口湖です。透き通った透明の池で、周りをぐるっと木々に囲まれていて、池の中には沢山の倒木が見られます。

■澗満滝

周りに木々が生い茂り、紅葉の季節には赤や黄色に色づいた葉っぱと、勢いよく流れ落ちる滝との美しいコントラストが楽しめる、落差107メートルの滝「澗満滝」。

ダイナミックな高原ドライブが楽しめる、ドライビングロード「志賀草津高原ルート」沿いにある展望台から、是非その素晴らしい景色をお楽しみくださいね♡

 ■木戸池

山間の静かな場所に有り、白樺を始めとした、自然を映しだす美しい湖「木戸池」。貸しボートに乗って湖上からの景色を楽しんだり、湖畔を散策したり（一周約３００ｍ）と、心安らぐ時間が過ごせるスポットです。

昔から若者でにぎわうキャンプ場として知られている志賀高原で唯一のキャンプ場もあり、手ぶらでバーベキュー(要予約)も可能です。夏休みのお出かけにいかがですか？

■志賀高原リゾート中心エリア 丸池キッズパーク

志賀高原を代表するスキー場「丸池スキー場」内にあるキッズパークは、子ども達が安全にスキーを楽しめる施設です。

パーク内には、サンキッドやスラローム、ポーラーカルーセルがあり、専任のスタッフによるスキーレッスンも行っています。スキーが初めてのお子様から、経験者まで幅広いレッスンの用意があり、特に初めてのお子様のレッスンには定評があります。

 ■横手山山頂展望台

志賀高原にある山々の中でも、最も高い標高2305ｍを持つ「横手山」にある「横手山山頂展望台」。志賀高原の中でもトップクラスの景勝地で、晴れた日には日本海、太平洋、富士山、北アルプスの山々まで一望できるなど、360度の感動的な大パノラマが楽しめます。

動く歩道の「スカイレーター」と「サマーリフト」を利用すれば、手軽に頂上まで登ることが出来ますよ！

■熊の湯スキー場

標高1700m～1960mに広がり、常にさらさらのパウダースノーが楽しめる「熊の湯スキー場」。初級者から上級者まで楽しめるスキー場で、コース配分は”初級：３０% 中級：４０％ 上級３０％”になっています。

モーグルバーンやちびっこ広場もありますので、テクニックを極めたい方から、家族でスキーを楽しみたい方まで幅広い世代の方々に利用しやすいスキー場です。併設されたレストランでは、ボリューム満点のソースカツ丼から、スイーツまで様々なお料理が楽しめます。

■四十八池湿原

標高2035mの志賀山と鉢山の間、標高1,880mの地にある志賀高原を代表する湿原です。湿原内には、大小60の池塘が点在していて、キイロマツモムシの生息地になって居る他、クロサナエやエゾイトトンボ等など希少なトンボも生息。日本の重要湿地500にも選ばれています。

初夏にはワタスゲ、ヒメシャクナゲが、9月中旬からは鮮やかな紅葉も見ることができ、池の間には散策にぴったりの、木製の遊歩道も設置されています。

■ホテルグランフェニックス

「ホテルグランフェニックス」は、志賀高原の1番奥に位置する奥志賀高原の高原リゾートホテルです。奥志賀の自然にマッチしたロッジ風の建物で、客室は木のぬくもりが感じられる洋室がメインになっています。

信州の大自然を一望しながら体を温め、至福の時間が過ごせる「大展望風呂」や、「温水プール」、信州の名産品から地元アーティストの作品やホテルのオリジナル商品を販売している「ショップ」もあり、最新スキー用品のレンタルも行っています。

■石の湯

日本一標高の高いゲンジボタル発生の地として知られている「石の湯」。ゲンジボタルは、約2000種いると言われているホタルの中でも、日本にしか生息しない大型のホタルで、明滅周期や成虫の寿命が長いなどの特徴があり、長野県の天然記念物にも指定されています。

幻想的なホタルの舞を是非ご覧になってみて下さいね。最盛期は７月中旬～8月中旬です。

■木戸池温泉

木戸池温泉は、木戸池湖畔にある温泉で、「木戸池温泉ホテル」で楽しむことが出来ます。源泉かけ流しの湯は、日帰り温泉(600円)もあり宿泊者以外にも楽しむことが出来るので、ハイキングやスキーをたっぷり満喫した後に冷えた体を温めるのにも、おすすめです。

ホテル内には、長野県の名産「信州そば」がいただける「信州そばコーナー」や、ほっと息をつきたいときにピッタリの「コーヒーコーナー」もあります。

■熊の湯温泉

熊の湯温泉は、国内でも珍しい翡翠色の、志賀高原最古の温泉で「熊の湯温泉ホテル」で楽しむことが出来ます。桧が香り趣のある重厚な佇まいが特徴の「内風呂」を始めとした3つの湯船の用意があり、どれも源泉かけ流し。

「熊の湯温泉ホテル」では、信州産の素材を活かした地場のお料理も堪能できます。お風呂にお食事にとお寛ぎ下さいね♡

※日帰り入浴も行っていますが、繁忙期や混雑時にはお断りすることもあるそうなので、あらかじめ電話で確認して下さい。

志賀高原へのアクセス

【関東方面から】
●練馬I.C－（関越道）－藤岡JCT－（上信越道）－更埴JCT－（上信越道）－信州中野I.C－R292号線（オリンピック道路）－志賀高原　（練馬I.Cより約240km 約3時間30分）

【大阪・名古屋方面から】
●小牧JCT－（中央道）－岡谷JCT－（長野道）－更埴JCT－（上信越道）－信州中野I.C－R292号線（オリンピック道路）－志賀高原　（大阪より約455km 約6時間、名古屋より約285km 約4時間）

【新潟・金沢方面から】
上越JCT→（上信越道）－信州中野I.C－R292号線（オリンピック道路）－志賀高原　（新潟より約185km 約3時間、金沢より245km 約３時間40分）

志賀高原の歴史

志賀高原で最も古いスキー場は、１９４７年１月２２日にオープンした「丸池スキー場」です。当時は米軍専用として開設し、本州で初めてのリフトも設置されました。

その後１９５２年には、民間に払い下げられ一般開放されました。３年後には、法坂(現：サンバレー)スキー場が開設し、１９７０年代になると、木戸池、熊の湯、横手山と新しいスキー場が次々と開設されました。