静岡県磐田市で行ってみたい名所は？市内のおすすめ観光スポット５選

静岡県西部に位置する磐田市は、江戸時代は東海道53次見付宿として繁栄し、東西交通の要所として発展してきました。現在では輸送機器産業を始めとする工業都市となり、Jリーグのジュビロ磐田の本拠地として有名です。そんな磐田市のおすすめ観光スポットをご紹介します。

磐田市香りの博物館

古代から様々なかたちで私たちの暮らしの中に息づいてきた「香り」について学ぶことができる博物館です。常設展示のほか、年に4回の企画展があり、何度行っても楽しむことができます。香道で使う香道具や香炉、西洋の香水瓶など香りに関する美術工芸品が展示されています。
館内には古代エジプトの香りなどが実体験できる「香りの小部屋」や、香りの文化が学べる文化史コーナー、ミュージアムショップ、カフェテリアなどがあります。「香り体験コーナー」では、パソコンを使った香り診断の結果に基づいて、世界にひとつのオリジナルフレグランスを作ることもできます。

竜洋海洋公園

磐田市の南部、遠州灘のすぐそばにある竜洋海洋公園は、体育館、プール、野球場、テニスコート、多目的広場など様々なスポーツができる施設のほか、遊戯広場、アスレチックなどの家族連れで楽しめる施設があります。

園内にある小高い丘は竜洋富士と呼ばれ、遠州灘を一望することができます。頂上にはローラースライダーがあり、子供だけでなく大人も楽しむことができます。オートキャンプ場や入浴施設などが併設されているので、1日中たっぷり遊ぶことができます。

新造形創造館

創造力を養い豊かな感性を育み、未来に続く文化とものづくりの拠点となるようにと設立され、ガラス造形と金属造形の融合をテーマにした体験型文化施設ととなっています。「創る・観る・触れる」のアプローチから造形の世界を様々な角度から体験することができます。

ギャラリーではガラス、金属造形を中心に国内外で活躍する作家の作品の展示・販売をしています。人気の体験コーナーでは、シルバークレイ、ステンドグラス、万華鏡、吹きガラスなどオリジナル作品を作ることができるほか、期間限定の体験メニューなどもあり、子供から大人まで楽しくものづくりに触れることができます。

ヤマハ発動機株式会社コミュニケーションプラザ

主にオートバイを中心とした輸送用機器を製造しているヤマハ発動機の本社敷地内にあり、世界で使われている様々な分野の製品や最新技術などの紹介をしている企業ミュージアムです。新旧オートバイが展示され、バイク好きにはたまらない施設です。

1Fはヤマハ発動機のさまざまな事業の原点となったシンボリックな製品や世界各地で活躍する製品などが展示されています。製品展示スペースには乗車可能なモデルやシミュレーターなどが設置されています。2Fではヤマハ発動機の歴史を紹介しています。

竜洋昆虫自然観察公園

「失われゆく自然を大事にしたい。子供たちにもっと自然と触れ合ってほしい。」との願いから、手軽に昆虫や植物に親しむことができるように作られました。昆虫館を中心に、ビオトープ、昆虫採集ゾーン、遊具広場、カブトムシ観察舎、芝生広場などがあります。

中でも人気なのは昆虫館で、生態展示室ではカブトムシ、クワガタ、ゲンゴロウなどが飼育・展示されています。昆虫標本展示室には世界中の約1700種、約3000点の昆虫標本が展示されています。週末には様々なイベントも実施されていて、家族連れでにぎわいます。

最近話題になったラグビー日本代表の五郎丸選手が在籍しているヤマハ発動機ジュビロの拠点もこの磐田市です。サッカーやラグビー観戦とともに、ぜひ磐田市の歴史や自然、芸術に触れてみてはいかがでしょうか？