羽黒町は出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)の表玄関の町。山岳修験の霊場としても有名ですね。国宝でもある羽黒山の「五重塔」もその優雅さは全国的に知られています。その五重塔がライトアップされ益々美しさが際立つ時期もあります。そんな羽黒町の魅力を掘り下げてご紹介しましょう。
山岳修験の道場である月山、湯殿山、羽黒山を合わせて出羽三山と呼びますが、このように羽黒町は雄大な自然に恵まれた地域でもあり、冬には豪雪地帯にもなります。四季折々に見せる自然の姿は美しくもあり、厳しさもあります。そんな羽黒町だからこそ山岳修験の霊場となったのかも知れませんね。
そんな山岳修験の町ならではの食文化もあります。豊かな自然環境の中で育った在来作物を使った「精進料理」は、羽黒町の代表的なグルメと言ってもよいでしょう。
出羽神社には三山の神を祀る三神合祭殿があります。神社に至る参道の途中、静まった木立の中に五重塔が建っていますよ。塔の近くには樹齢1000年とも言われ、幹の周囲が10mあまりの巨木である「爺杉」が堂々とした姿を見せます。五重塔は東北地方では最古の塔と言われ、昭和41年(1966年)に国宝に指定されました。
塔のすぐ近くには樹齢1000年とも言われている翁杉が立っていますよ。この翁杉は天然記念物に指定されています。塔を創建したのは平将門とも伝えられています。創建された時代は平安時代の中期頃と言われていますが、現在の塔は15世紀のころに再建されたもののようです。
このライトアップに合わせて夜間に参拝する人たちも多いようです。ライトアップの資金として、高校生以上の人から500円の協力金を募っています。荘厳な五重塔の姿がいつまでも見られるように願って募金に協力するのも大きな意味があるかも知れませんね。詳しくは下記の基本情報をご覧ください。
この最上川は、日本三大急流の一つでもあり、「最上峡芭蕉ライン舟下り」には人気があります。船上から眺める景観は格別で、船頭さんの舟唄に耳を傾けながら下れば時間を忘れるほどでしょうね。12月1日から3月末日までは暖房船となりますよ。定期船は1名からでも乗船が可能です。
五月雨を あつめて早し 最上川『奥の細道』 松尾芭蕉 (大石田にて)
湿原に整備された木道では、一周約60分ほどの自然散策を楽しめます。日本でも有数の高山植物の宝庫と言われ、毎年多くの観光客が訪れています。
内藤秀因氏は、明治23年に余目町に生まれています。内藤画伯は、ヨーロッパ留学中にサロン・ドートンヌに入選。海外の画壇でも評価の高い画家です。96才で逝去するまで日本水彩画会理事長も務められています。画風は、迫力ある重厚な写実画です。
先に述べましたように、月山は八合目まで車で行くことができます。多くの高山植物を観賞できる事でも人気の弥陀ヶ原湿原はセンターのすぐ近くにあります。ただし、月山八合目までの県道月山公園線は冬期は閉鎖されますので要注意ですね。
メニューも多く、毎回違う食事がたのしめます。そんな中のオススメは「金沢ランチ」ですね。一品一品が小鉢に盛られて出されますよ。お値段もリーズナブルな設定になっています。因みに、夜は予約のみの営業となっているようです。ご確認のうえ訪問されるのほうが安心ですね、
その他に、鴨汁蕎麦や三食蕎麦、モロヘイヤの蕎麦などもありますよ。鴨汁蕎麦は平日限定期間限定となっていますのでタイミングがありますよ。天ぷらも外せないものですね。ボリュームがあり、サクサクとした上品な天ぷらです。
こちらのオススメは、桜えび天おろし蕎麦、蕎麦とろ(冷たいとろろそば)、そして定番のもり蕎麦ですね。蕎麦は、蕎麦粉が十割でつなぎが一割という庄司屋伝統の「といちそば」。細いわりにしっかりとした食感で、よく噛んで食べると蕎麦本来の甘味が感じられますよ。
二之坂茶屋では、名物の力餅が人気です。杵でついたお餅ですよ。力餅の味はあんこ(小豆)、緑色なのでだだ茶豆のきなこ、そのミックス、納豆の4種類ですね。抹茶付きの餅もありますよ。餅をいただいた後は、また登っていける力が出てきますよ。
その他に、温かいうどん、おにぎりがあります。おにぎりと言ってもだだ茶豆いりのおにぎりです。ほど良い塩加減で、だだ茶豆の甘さとバランスが良いと好評です。
ピッツァは大きめですよ。場合によっては全部食べられない人もいるはずです。そんな時は、お持ち帰りできる箱が用意されています。持ち帰れないピッツァもあるようなのでスタッフさんに聞いて見るのも良いかも知れませんよ。
酸性泉はアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、糖尿病、表皮化膿症、神経痛、冷え性などに効能があると言われています。不定期となりますが、「キハダ風呂」も楽しめますよ。キハダは抗炎症や抗菌、血圧降下などの効能があると言われています。
こちらの旅館では、地元山形の旬の食材を生かした和食を中心に料理長自慢の料理が堪能できますよ。また、最上川の船下りを楽しんだ後に宿泊するお客さんも多いようです。
こちらの羽黒館では精進料理をベースとしたお料理が楽しめます。伝統と技を活かし地元の四季の旬の食材にこだわり、吟味して素材の良さを引き出す料理が自慢となっています。
食事は、朝夕とも地元の食材にこだわる「お膳料理」。お膳料理と言っても順次タイミングを見ながら出されます。とても美味しく量も十分以上のものとの評価があります。
現在の多聞館の建物は大正時代の純和風建築です。懐かしさと共に心地よい温もりのある雰囲気が漂っています。客室は全部で10室(6~12.5畳)あります。いずれも襖と障子で仕切られた畳敷きの和の空間となっていますよ。
食事は地元の食材にこだわったものが出されます。また、麦飯石使用の人工鉱泉で、まろやかな肌あたりと保温効果が人気ですね。
出羽三山をお参りすることによって、人は生まれ変わると言われているそうです。山伏の修行も死と再生、すなわち「生まれ変わりの行」であるとのこと。山伏修行体験は、白装束を身に纏い、俗世界から離れて修行の一端を体験するもののようです。
三山の神輿や稲の花に見立てた造花を飾った万燈などが鏡池の周りを一巡するそうです。参拝者は五穀豊穣と家内安全を祈って造花を授かることができるのです。古来より、神前に供えられた花は魔除け、豊作のお守りとして霊験があると言われてきたかでしょうね。
苦行の末に羽黒権現の示現を拝し、さらに月山や湯殿山も開いて3山の神を祀ったことに始まると伝えられています。開山は約1400年も古い飛鳥時代初期と伝えられています。そうした歴史から、この地には山岳修験の霊場となっていく必然性があったのでしょうね。
【鶴岡駅から羽黒まで】
●自動車の場合
鶴岡駅から県道47号線で羽黒町へ。所要時間は約30分。
●バスをご利用の場合
鶴岡駅から随神門までバスで約40分。乗車料金は目安として800円あまり。
いかがでしたでしょうか?羽黒町の歴史や魅力が伝わりましたでしょうか。国宝の五重塔のライトアップをはじめ、山岳修験体験や羽黒町のグルメ、温泉や観光スポットなどの魅力がいっぱいです。鶴岡市羽黒町に立ち寄られた際の参考になれば幸いです。
山岳修験の聖地「羽黒山」がそびえる羽黒町
山形県鶴岡市”羽黒町”ってどんなところ?
http://ishiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-64cf.html
羽黒町(はぐろまち)は、山形県鶴岡市にあります。山岳修験の霊場として信仰を集める出羽三山の表玄関にあたります。羽黒山の 国宝五重塔をはじめとする重要文化財や史跡、名勝などがあり、歴史的文化財の町として知られています。山岳修験の道場である月山、湯殿山、羽黒山を合わせて出羽三山と呼びますが、このように羽黒町は雄大な自然に恵まれた地域でもあり、冬には豪雪地帯にもなります。四季折々に見せる自然の姿は美しくもあり、厳しさもあります。そんな羽黒町だからこそ山岳修験の霊場となったのかも知れませんね。
そんな山岳修験の町ならではの食文化もあります。豊かな自然環境の中で育った在来作物を使った「精進料理」は、羽黒町の代表的なグルメと言ってもよいでしょう。
羽黒の代表スポット”羽黒山”
羽黒山とは
http://kikizakeshi.net/377.html
羽黒山(はぐろさん)は、標高414mの山。出羽三山(月山、羽黒山、湯殿山)の主峰である月山の北西山麓にある丘陵です。修験道を中心とした山岳信仰の山として全国的に知られています。羽黒山頂にある出羽神社が出羽三山の表玄関ですね。この出羽神社から月山神社や湯殿山神社へ向かいます。出羽神社には三山の神を祀る三神合祭殿があります。神社に至る参道の途中、静まった木立の中に五重塔が建っていますよ。塔の近くには樹齢1000年とも言われ、幹の周囲が10mあまりの巨木である「爺杉」が堂々とした姿を見せます。五重塔は東北地方では最古の塔と言われ、昭和41年(1966年)に国宝に指定されました。
■ 基本情報
- ・名称:羽黒山
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町
- ・アクセス:【バス利用】
鶴岡市から庄内交通バス羽黒山行きで50分→終点下車 - 【車利用】
山形自動車道鶴岡ICから鶴岡・羽黒線経由で約10km - ・参考サイトURL:http://www.dewasanzan.jp/publics/index/44/
羽黒山の国宝「五重塔」
羽黒山の国宝「五重塔」は、高さが29.9mあります。素木造りで柿葺き、三間五層となっています。その美しい姿が人々を魅了します。五重塔の四方には、東(法身)、南(応身)、西(報身)、北(化身)の文字が額として掲げられています。書は小野道風によるものです。塔のすぐ近くには樹齢1000年とも言われている翁杉が立っていますよ。この翁杉は天然記念物に指定されています。塔を創建したのは平将門とも伝えられています。創建された時代は平安時代の中期頃と言われていますが、現在の塔は15世紀のころに再建されたもののようです。
■ 基本情報
- ・名称:国宝「五重塔」
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町手向 羽黒山境内
- ・アクセス:鶴岡駅前2番乗り場から
- 「羽黒山頂」、「月山八合目」、「随神門」行きバスで35分
- 随神門下車徒歩約10分
- ・電話番号:0235-62-2355 出羽三山神社
- ・公式サイトURL:http://www.dewasanzan.jp/
五重塔のライトアップ
http://turedure-burari.doorblog.jp/archives/30357717.html
優美な姿を見せる羽黒山の五重塔が、ますます光り輝く時があります。それが五重塔のライトアップです。毎年夏の期間に行われますが、6月頃に点灯式があり10月の中旬あたりまで長期間にわたっています。土日祝日の日没から午後9時30分までとなっているようです。このライトアップに合わせて夜間に参拝する人たちも多いようです。ライトアップの資金として、高校生以上の人から500円の協力金を募っています。荘厳な五重塔の姿がいつまでも見られるように願って募金に協力するのも大きな意味があるかも知れませんね。詳しくは下記の基本情報をご覧ください。
■ 基本情報
- ・名称:五重塔のライトアップ
- ・場所:羽黒山表参道 五重塔
- ・期間:点灯式 6月13日(土)18:30より
- 7月18日~10月12日 日没から21:30
- ・電話番号:0235-68-2511 庄内観光コンベンション協会
- ・協力金:高校生以上 500円
- ・参考サイトURL:http://shonai-yamagata.com/detail/index_217.html
羽黒山以外も見所たくさん♪周辺観光スポット
最上川
http://www.e-yamagata.com/special/may/
最上川(もがみがわ)は、山形県を流れる一級河川です。芭蕉の「奥の細道」でも有名ですね。川の長さは229kmあまりですが、一つの都府県のみを流れる川としては国内最長だそうです。流域面積は7,040km²で、山形県の面積の約75%にもなります。最上川の山形県と言っても良いかも知れません。この最上川は、日本三大急流の一つでもあり、「最上峡芭蕉ライン舟下り」には人気があります。船上から眺める景観は格別で、船頭さんの舟唄に耳を傾けながら下れば時間を忘れるほどでしょうね。12月1日から3月末日までは暖房船となりますよ。定期船は1名からでも乗船が可能です。
五月雨を あつめて早し 最上川『奥の細道』 松尾芭蕉 (大石田にて)
■ 基本情報
- ・名称:最上峡芭蕉ライン舟下り
- ・乗船航路:古口港(戸沢藩船番所) → 草薙港(最上川リバーポート)
- ・運行時間:約12km 約1時間
- ・営業時間:4月 ~ 11月 8:30~17:00 12月 ~ 3月 9:00~16:30
- ・電話番号:0233-72-2001 古口港(戸沢藩船番所)・事務所
- ・料金:【片道】大人(中学生以上)2,200円 子供(小学生)1,100円
- 【往復】大人(中学生以上)2,900円 子供(小学生)1,450円
- ・参考サイトURL:http://www.blf.co.jp/html/enjoy.html
弥陀ヶ原
http://blog.livedoor.jp/coco0903/archives/52003540.html
弥陀ヶ原は、月山の八合目あたりにあります。湿原となっていて、弥陀ヶ原の名の如く清々しい景色が広がっています。今は八合目まで車道が通じていますので、アクセスはとても良くなっています。夏にはニッコウキスゲやミズバショウなど百数十種の高山植物が鑑賞できますよ。湿原に整備された木道では、一周約60分ほどの自然散策を楽しめます。日本でも有数の高山植物の宝庫と言われ、毎年多くの観光客が訪れています。
■ 基本情報
- ・名称:弥陀ヶ原
- ・住所:鶴岡市羽黒町川代
- ・アクセス:JR鶴岡駅から車で90分
- ・期間:7月1日~10月中旬
- ・電話番号:0235-62-4727 羽黒町観光協会
- ・参考サイトURL:http://yamagatakanko.com/spotdetail/?data_id=144
余目町絵画収蔵館
余目町絵画収蔵館は、内藤秀因氏の習作から本制作まで2千点を収蔵しています。その内、約50点を展示していますよ。内藤秀因氏は、明治23年に余目町に生まれています。内藤画伯は、ヨーロッパ留学中にサロン・ドートンヌに入選。海外の画壇でも評価の高い画家です。96才で逝去するまで日本水彩画会理事長も務められています。画風は、迫力ある重厚な写実画です。
■ 基本情報
- ・名称:余目町絵画収蔵館
- ・住所:山形県東田川郡余目町余目三人谷地59-1
- ・アクセス:山形道酒田ICより県道357経由、余目方面へ10分
- ・開館時間:9時~16時30分
- ・休館日:月祝日
- ・休業日:第3日曜、第3日曜の翌月曜と祝日が土日は営業、特定日
- ・電話番号:0234-43-3039
- ・料金:入場料無料
- ・参考サイトURL:http://www.thr.mlit.go.jp/yamagata/river/enc/genre/08-kan/kan0104_059.html
月山の高山植物
月山の高山植物を詳しく知るためには、 月山ビジターセンターを訪れることですね。センターでは、出羽三山の景観や地形、気候の特色、動植物の生態などを分かりやすく解説し、自然とふれあうきっかけをつくる施設となっていますよ。先に述べましたように、月山は八合目まで車で行くことができます。多くの高山植物を観賞できる事でも人気の弥陀ヶ原湿原はセンターのすぐ近くにあります。ただし、月山八合目までの県道月山公園線は冬期は閉鎖されますので要注意ですね。
■ 基本情報
- ・名称:月山ビジターセンター
- ・住所:鶴岡市羽黒町手向字羽黒山147-5
- ・アクセス:JR鶴岡駅から車で40分
- ・開館時間:8:30〜17:00
- ・休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館)12月29日~1月3日(年末年始)
- ・電話番号:0235-62-4321 (月山ビジターセンター)
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://gassan.jp/
羽黒で何食べる?美味しいお店をチェック
羽黒のそば蔵 金沢屋
http://springflavor.dreamlog.jp/archives/5156376.html
「金沢屋」さんは、古い老舗の蕎麦屋さんですね。お蕎麦は香り風味とも素晴らしく、十割蕎麦独特の食感が楽しめると高評価ですよ。メニューも多く、毎回違う食事がたのしめます。そんな中のオススメは「金沢ランチ」ですね。一品一品が小鉢に盛られて出されますよ。お値段もリーズナブルな設定になっています。因みに、夜は予約のみの営業となっているようです。ご確認のうえ訪問されるのほうが安心ですね、
■ 基本情報
- ・名称:金沢屋
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町三ッ橋前田163
- ・アクセス:鶴岡駅から2,808m
- ・営業時間:11:00~16:00
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:0235-62-4564
- ・料金:[夜]¥1,000~¥1,999[昼]¥1,000~¥1,999
- ・公式サイトURL:http://homepage3.nifty.com/kanazawaya/
福湊庵
「福湊庵」さんは、蕎麦屋さんですが漬け物食べ放題のお店です。店には漬物店が併設されているのです。蕎麦の人気店で、待ち時間がある時などは、漬け物の試食が自由なのです。こちらは、名物「板蕎麦」が人気ですよ。十割蕎麦は、コシがとても強く美味しいと評判です。その他に、鴨汁蕎麦や三食蕎麦、モロヘイヤの蕎麦などもありますよ。鴨汁蕎麦は平日限定期間限定となっていますのでタイミングがありますよ。天ぷらも外せないものですね。ボリュームがあり、サクサクとした上品な天ぷらです。
■ 基本情報
- ・名称:福湊庵
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町川代字川代山406
- ・アクセス:JR鶴岡駅より車で20分、山形道庄内あさひICより車で15分。
- ・営業時間:11:00~16:00 ランチ営業
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0235-62-4192
- ・料金:[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://www.hotpepper.jp/strJ000290269/
そば処庄司屋 御殿堰七日町店
「ば処庄司屋 御殿堰七日町店」さんは、山形駅前にある老舗蕎麦屋さんの直営店ですね。店内は広いスペースがありますが、ランチタイムには家族連れやサラリーマン、観光客などで賑わっています。常に満席状態と言っても良いでしょう。こちらのオススメは、桜えび天おろし蕎麦、蕎麦とろ(冷たいとろろそば)、そして定番のもり蕎麦ですね。蕎麦は、蕎麦粉が十割でつなぎが一割という庄司屋伝統の「といちそば」。細いわりにしっかりとした食感で、よく噛んで食べると蕎麦本来の甘味が感じられますよ。
■ 基本情報
- ・名称:そば処庄司屋 御殿堰七日町店
- ・住所:山形県山形市七日町2-7-6
- ・アクセス:山形駅から1,173m
- ・営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30) 日曜営業
- ・定休日:無休
- ・電話番号:023-673-9639
- ・料金:[夜]~¥999[昼]¥1,000~¥1,999
- ・公式サイトURL:http://www.shojiya.jp/
二之坂茶屋
「二之坂茶屋」さんは、羽黒神社に通じる表参道にあるお店ですね。江戸時代から400年続く茶屋だとのことです。羽黒山は標高414m。合計2446段ある石段を登って行きますが、二の坂を登りきったあたりがほぼ中間点。絶妙な場所にこの茶屋があるので、ほとんどの人が休憩するお店です。二之坂茶屋では、名物の力餅が人気です。杵でついたお餅ですよ。力餅の味はあんこ(小豆)、緑色なのでだだ茶豆のきなこ、そのミックス、納豆の4種類ですね。抹茶付きの餅もありますよ。餅をいただいた後は、また登っていける力が出てきますよ。
■ 基本情報
- ・名称:二之坂茶屋
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町手向73-1
- ・アクセス:弁慶の油こぼしとも言われる二の坂を登り切ったあたり
- ・営業時間:4月下旬~11月上旬の期間 8:30~17:00
- ・定休日:11月中旬~4月中旬は休業
- ・電話番号:0235-62-4287
- ・料金:[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/yamagata/A0603/A060302/6005588/
お休み処zuisin門
「お休み処zuisin門」さんは、お土産物屋を兼ねたお店ですね。メニューの数は多くはありません。一番人気はモロヘイヤ麺。モロヘイヤの麦切りですね。モロヘイヤ独特の青臭さはありませんし、麺はほどよいコシの強さがあります。いい固さの歯ごたえで美味しいと評判です。その他に、温かいうどん、おにぎりがあります。おにぎりと言ってもだだ茶豆いりのおにぎりです。ほど良い塩加減で、だだ茶豆の甘さとバランスが良いと好評です。
■ 基本情報
- ・名称:お休み処zuisin門
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町手向5
- ・アクセス:JR鶴岡駅から庄内交通羽黒山頂行きバスで30分、羽黒センター前下車すぐ
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0235-62-3089
- ・料金:[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/yamagata/A0603/A060302/6003991/
緑のイスキア
「緑のイスキア」さんは、「真のナポリピッツァ協会」の認定店なんですね。本格的なピッツァがいただけると評判になっていますよ。お店は大通りから少し外れたる田んぼに囲まれたイタリアンの雰囲気ですね。店内には、カウンター席とテーブル席があります。2Fでも食事することができます。ピッツァは大きめですよ。場合によっては全部食べられない人もいるはずです。そんな時は、お持ち帰りできる箱が用意されています。持ち帰れないピッツァもあるようなのでスタッフさんに聞いて見るのも良いかも知れませんよ。
■ 基本情報
- ・名称:緑のイスキア
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町押口字川端37-7
- ・アクセス:鶴岡駅より車で5分
- ・営業時間:平日 ランチ 11:00〜14:00(L.O.) ディナー 17:30〜20:30(L.O.) 土日祝 ランチ 11:00〜14:30(L.O.) ディナー 17:30〜21:00(L.O.) ランチ営業、日曜営業
- ・定休日:火曜日(祝日の場合営業、翌日休み)
- ・電話番号:0235-23-0303
- ・料金:[夜]¥2,000~¥2,999[昼]¥1,000~¥1,999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/yamagata/A0603/A060302/6000071/
趣のある宿が集合♪羽黒のおすすめ旅館
月の沢温泉北月山荘
http://shonaimachikanko.n-da.jp/e458991.html
「月の沢温泉北月山荘」は、宿泊と日帰り入浴ができる宿ですね。北月山荘の特徴は、月山登山のベースキャンプの宿として利用されている点でしょうね。多くの登山客が訪れますよ。また、北月山荘の温泉は、珍しい酸性泉なんです。酸性泉はアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、糖尿病、表皮化膿症、神経痛、冷え性などに効能があると言われています。不定期となりますが、「キハダ風呂」も楽しめますよ。キハダは抗炎症や抗菌、血圧降下などの効能があると言われています。
■ 基本情報
- ・名称:月の沢温泉北月山荘
- ・住所:山形県東田川郡庄内町立谷沢西山1-67
- ・アクセス:JR陸羽西線清川駅下車、庄内町町営バス利用で約40分
- ・営業時間:チェックイン:16:00 チェックアウト:10:00
- ・電話番号:0234-59-2137
- ・料金:大人3,500円 子ども(小学生)2,000円 小学生未満 無料
- ※入浴料を含む素泊まり料金です。大人は中学生以上です。
- ・参考サイトURL:http://www.navishonai.jp/kitagassan/
高見屋 最上川別邸 紅
「高見屋 最上川別邸 紅」は、客室やラウンジ、食事処、お風呂などから、最上川の流れと景観を満喫できる旅館ですよ。最上川の流れを眺めていると寛ぎがあります。時間を忘れ、旅の疲れが癒されるはずです。2014年にオープンした旅館でサービスも行き届いていると評判です。こちらの旅館では、地元山形の旬の食材を生かした和食を中心に料理長自慢の料理が堪能できますよ。また、最上川の船下りを楽しんだ後に宿泊するお客さんも多いようです。
■ 基本情報
- ・名称:高見屋 最上川別邸 紅
- ・住所:山形県最上郡戸沢村大字古口3058
- ・アクセス:高屋駅[出口]から徒歩約26分
- ・営業時間:チェックイン:15:00 チェックアウト:10:00
- ・電話番号:0234-57-2100
- ・料金:¥11,500(税込¥12,420)~ ※その他の宿泊プランは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.mogamigawa-beni.com/
旅館 羽黒館
「旅館 羽黒館」は、江戸時代より続く宿坊の伝統を受け継いでいる旅館ですね。歴史のある老舗の旅館ならでは雰囲気があります。表玄関のガラスケースには、芭蕉の弟子であり、芭蕉晩年最後の旅にも同行した才気にあふれた希代の俳人である俳魔支考の直筆の手紙が展示されています。こちらの羽黒館では精進料理をベースとしたお料理が楽しめます。伝統と技を活かし地元の四季の旬の食材にこだわり、吟味して素材の良さを引き出す料理が自慢となっています。
■ 基本情報
- ・名称:旅館 羽黒館
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町手向字手向111
- ・アクセス:鶴岡駅より車25分
- ・営業時間:チェックイン15 時 00 分~18 時 00 分
- チェックアウト10 時 00 分
- ・電話番号:0235-62-2212
- ・料金:お一人様 9,450円~ (消費税 込・サービス料 込)
- ※その他の宿泊プランは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.hagurokan.jp/
湯の澤温泉 地蔵の湯
「湯の澤温泉 地蔵の湯」は、開湯が千数百年前とも言われている伝統ある名湯ですよ。地蔵権現山と呼ばれる所に源泉が湧き、「地蔵の湯」とも呼ばれるようになったそうです。美肌の湯とも言われているようで、お湯はトロッとしています。食事は、朝夕とも地元の食材にこだわる「お膳料理」。お膳料理と言っても順次タイミングを見ながら出されます。とても美味しく量も十分以上のものとの評価があります。
■ 基本情報
- ・名称:湯の澤温泉 地蔵の湯
- ・住所:鶴岡市添川湯ノ沢5-甲
- ・アクセス:JR藤島駅から車で15分
- ・営業時間:チェックイン:16:00(最終チェックイン:19:30) チェックアウト:10:00
- ・電話番号:0235-64-4170 (地蔵の湯 )
- ・料金:1名利用時6,204円/人 (消費税込6,700円/人)
- ※その他の宿泊プランは参考サイトへ
- ・参考サイトURL:http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/11356/11356.html
多聞館(たもんかん)
「多聞館(たもんかん)」は、出羽三山の主峰である月山の麓、羽黒山の門前にある旅館です。11代も続く老舗旅館です。その意味では、こちら多聞館は出羽三山と共に歩んできた旅館なんですね。現在の多聞館の建物は大正時代の純和風建築です。懐かしさと共に心地よい温もりのある雰囲気が漂っています。客室は全部で10室(6~12.5畳)あります。いずれも襖と障子で仕切られた畳敷きの和の空間となっていますよ。
食事は地元の食材にこだわったものが出されます。また、麦飯石使用の人工鉱泉で、まろやかな肌あたりと保温効果が人気ですね。
■ 基本情報
- ・名称:多聞館(たもんかん)
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町手向115
- ・アクセス:鶴岡駅から②羽黒(山頂)行きバス(30分)。荒町から徒歩1分。
- ・営業時間:チェックイン 13:00~21:00 チェックアウト ~11:00
- ・電話番号:0235-62-2201
- ・料金:2食付・スタンダードプラン¥8100(¥5940) ( )内は子供料金
- ※その他の宿泊プランは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.tamonkan.net/
羽黒で楽しめるお祭り&イベント
山伏修行体験塾
http://abedenko.blog25.fc2.com/blog-entry-17.html
「山伏修行体験塾」は、羽黒町観光協会の事業の一環となっています。全3日間の山伏修行体験ですね。参加者は、地元鶴岡から遠方はイギリスからも駆けつけています。参加者の年齢は10代から70代までの男女。参加者全員が決意を持って修行に参加されているようです。出羽三山をお参りすることによって、人は生まれ変わると言われているそうです。山伏の修行も死と再生、すなわち「生まれ変わりの行」であるとのこと。山伏修行体験は、白装束を身に纏い、俗世界から離れて修行の一端を体験するもののようです。
■ 基本情報
- ・名称:山伏修行体験塾
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町手向字院主南72
- ・アクセス:JR鶴岡駅から、バス(庄交モール発-羽黒山頂(月山八合目)行)
- いでは文化記念館前 下車(約45分)
- ・参加資格、申込方法など:http://www.tsuruokakanko.com/haguro/taiken/yama26.pdf#search=’%E5%B1%B1%E4%BC%8F…
- ・電話番号:0235-62-4727 いでは文化記念館内
- ・料金:二泊三日コース:1人@29,800 円 (往復の交通費は個人負担)
- ・参考サイトURL:http://www.tsuruokakanko.com/haguro/taiken/syugyo.html
出羽三山神社例大祭(花まつり)
「出羽三山神社例大祭(花まつり)」は、毎年7月15日の大祭に行われる大切な神事ですね。稲の開花期にあわせて、災厄のないことを祈願する祭として営まれています。三山の神輿や稲の花に見立てた造花を飾った万燈などが鏡池の周りを一巡するそうです。参拝者は五穀豊穣と家内安全を祈って造花を授かることができるのです。古来より、神前に供えられた花は魔除け、豊作のお守りとして霊験があると言われてきたかでしょうね。
■ 基本情報
- ・名称:出羽三山神社例大祭(花まつり)
- ・住所:山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
- ・アクセス:鶴岡市から庄内交通バス羽黒山行きで50分。終点下車。
- ・開催日:※2015年は既に開催されました。
- 2015年7月15日(水) ~ 2015年7月15日(水)
- ・電話番号:0235-62-2355 (出羽三山神社)
- ・公式サイトURL:http://www.dewasanzan.jp/publics/index/32/
羽黒の歴史
http://blog.goo.ne.jp/masatoshi1019/e/13b1242bddc48dc0f816d4162fcd25dd
出羽三山は、出羽三山神社の社伝によると、崇峻天皇の皇子、蜂子皇子(能除太子)が開山したと伝えられています。崇峻天皇が蘇我氏に暗殺された時、蜂子皇子は難を逃れて出羽国に入ります。その時、3本足の霊烏の導きによって羽黒山に登ったとされています。苦行の末に羽黒権現の示現を拝し、さらに月山や湯殿山も開いて3山の神を祀ったことに始まると伝えられています。開山は約1400年も古い飛鳥時代初期と伝えられています。そうした歴史から、この地には山岳修験の霊場となっていく必然性があったのでしょうね。
アクセス
http://plaza.rakuten.co.jp/navitabi/diary/200811220000/
出羽三山への最寄は鶴岡市羽黒町ですね。アクセスには、自動車がベストになります。新幹線で仙台または山形まで行き、そこからレンタカーなど自動車で山形自動車道や、自動車専用道路を走り継いで向かうことになります。【鶴岡駅から羽黒まで】
●自動車の場合
鶴岡駅から県道47号線で羽黒町へ。所要時間は約30分。
●バスをご利用の場合
鶴岡駅から随神門までバスで約40分。乗車料金は目安として800円あまり。
いかがでしたでしょうか?羽黒町の歴史や魅力が伝わりましたでしょうか。国宝の五重塔のライトアップをはじめ、山岳修験体験や羽黒町のグルメ、温泉や観光スポットなどの魅力がいっぱいです。鶴岡市羽黒町に立ち寄られた際の参考になれば幸いです。