沖縄は今コスモスが満開！ コスモスの別名は秋桜ともいいますが、あたたかい沖縄だからこそ、冬の時期からコスモスの花の観賞を楽しめます。
県内のいくつかの場所でコスモスが咲いていますが、もっとも規模が大きいコスモス畑は、金武町（きんちょう）の伊芸区（いげいく）にあります。
伊芸区では毎年コスモス祭を開催するほどの規模で、25,000平米の広大な敷地に、コスモスが咲き乱れていました。なぜ、これだけの広さの花畑があるのかというと…
実はここは田んぼ。伊芸区は、県内でも米どころとして知られる産地であり、稲の収穫後に緑肥のためにコスモスの種が年末に蒔かれて、先月から花が咲き始めました。赤紫、ピンク、白の花びらが色鮮やかです。
2016年のコスモス祭は２月14日に開催され、会場では新米の島米が５キロ1500円で販売されていたほか様々な特産品や飲食コーナーも設置、多くの人で賑わいました。
また、祭の１日限り、コスモスの花をひとり20本まで持ち帰りができたのも、人気ポイントでした。会場でハサミを100円で借り、根っこは残したままをカットします。人々の手にはコスモスの花束、そして皆ほっこり笑顔でした。
祭は終わりましたが、伊芸区のコスモスの花はまだまだご観賞いただけます。国道329号線を伊芸の信号を目印に公民館方面へ曲がり、公民館に向かって右手の田んぼにコスモスが咲いています。今月の21日（日）頃まで見頃ですよ！
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