Toshihiro Gamo
東京都心中心部に位置する数少ない日本の歴史遺産のひとつ、かつての江戸城には「本丸」へと向かう立派な石垣を土台にした大きな門がいくつもありました。多くの門は枡形でしたが中之門は唯一、櫓(やぐら)の形をした門でした。中之門跡とは?
http://wako226.exblog.jp/tags/%E5%A4%A7%E6%89%8B%E4%B8%AD%E3%83%8E%E9%96%80/
櫓(やぐら)とは本来、城の防衛目的で造られた物見台のようなもので、中之門の櫓(やぐら)は必然的に両サイドの石垣を結ぶ「渡り」の形で、また現代建築用語でいえばちょうど「on the base」といったイメージです。中之門跡の魅力
Dakiny
現在は特別史跡として石垣だけが面影を残しています。標石がひっそりとたたずんでいます。現代人にとって当時の盛栄を想像することは難しいですが、ここで記念写真を撮っておくと、はるか遠方から運ばれ積み上げられたひとつひとつの石岩がどれだけ大きいか実感できるでしょう。中之門跡の見どころ
巨大な岩
http://tompei.way-nifty.com/diary/2007/09/post_2bbd.html
地方大名からの贈り物として瀬戸内海近辺などから運ばれてきた大変希少価値のある約35トンの巨大な花崗岩と安山岩の白黒コントラストが城跡のなかでも最も美しく組み合わせられています。しかしながら傷みも激しく修復を重ねてきました。江戸城跡地
http://tokyo-kanko-taxi.blogspot.jp/2011/09/blog-post_22.html
頂上のお城の跡地にはまるでイギリス庭園かと思うような青々とした芝生がのびやかに広がっています。もう400年以上も前にこの地で代々の将軍が多くの大名を抱えて長い間君臨し、そしてこのあたりに「大奥」があったのか・・などと思いふけりながら散策するとよいでしょう。昔あった天守台や「松の廊下」跡などが楽しめます。日本庭園
http://19741230.at.webry.info/201408/article_14.html
江戸城跡の丘を下って行くと独特な人工の池や橋などをほどこした風流な日本庭園があります。その先にはかなり学究的な植物園が続いていて一冊の大辞典が作れそうなほど多種多様な草花が咲き乱れる保護区域になっています。参加者の声
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g1066443-d320625-r245685010-The_East_G…
基本情報と地図
■ 基本情報
- ・名称: 皇居東御苑「中之門跡」
- ・住所: 東京都千代田区千代田1-1
- ・アクセス: 大手門へ・・地下鉄各線の大手町駅から徒歩約5分 地下鉄千代田線二重橋前駅から徒歩約10分 JR東京駅(丸の内北口)から徒歩約15分 平川門へ・・地下鉄東西線竹橋駅から徒歩約5分
- 北桔橋門へ・・地下鉄東西線竹橋駅から徒歩約5分
- ・営業時間: 9:00~17:00 ※時期により短縮あり。詳しくは下記HPを参照。
- ・定休日:(1)月・金(ただし、天皇誕生日以外の「国民の祝日等の休日」は公開。
- 又、月曜日が休日で、公開される場合は、火曜日が休園)
- (2)12月28日から翌年1月3日まで
- (3)行事の実施,その他やむを得ない理由のため支障のある日
- ・電話番号:03-3213-1111(宮内庁代表)
- ・料金:無料
- ・所要時間:約1~2時間程度
- ・公式サイトURL:http://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html