中之島駅は中之島線のはじまり。どんな駅か気になる５個の基礎知識まとめ

中之島線のターミナル駅となる中之島駅。
この駅の基本情報と、その周辺スポットを簡単にご紹介したいと思います。

中之島駅とは？

中之島駅は大阪市北区中之島にある駅で、京阪電気鉄道が運営しています。
ここは、２００８年に開業したばかりの新しい駅で、改札口付近の壁はガラスで構成されていて、ホームの壁面には不燃木材が使用されています。

これは、「木」と「水」を中之島線全体の象徴としているためなんだとか。
大都会の駅で木材の壁が使用されているとは、なんとも粋でいいですね。

ちなみに、この駅は中之島線の起点となっており、京阪路線のなかでは一番西側に位置しています。
周辺には、８０年の歴史をもつ代表的なホテル「リーガロイヤルホテル」があり、中之島駅からここへ地下通路で直結しています。

また、徒歩１０分程度の距離の場所には阪神電鉄の福島駅や、JR西日本の福島駅・新福島駅などもあります。

乗り入れる路線

乗り入れ路線は中之島線の他に、駅周辺には大阪市営バス、北港観光バスなどがあります。

１・２番ホーム

中之島線　京橋・枚方市・三条・出町柳方面

３番ホーム

中之島線　予備ホーム

時刻表

中之島駅の時刻表です。
ご利用時に参照してください。
時間帯にもよりますが、１時間に６本程度の発着があります。
平日
土曜・休日

１日の駅利用者数

中之島駅の１日の駅利用者数は、２０１２年の記録によると６,６６１人となっています。

周辺観光スポット

国立国際美術館

大阪市北区中之島にある国立国際美術館は、第二次大戦以後の国内外の現代美術を中心に展示してある美術館です。
万博記念公園からの移設により、現在の場所に移転しました。
常設展示の他には、様々な展覧会が開催される企画展示などもあります。

絵画を中心に、彫刻・写真・日本画・立体美術などが展示されていて、なかには戦前の作品もいくつかあり、セザンヌ・ピカソ・エルンスト、藤田嗣治、国吉康雄などの代表的な作家の作品もあります。

大阪市立科学館

大阪市立科学館は、「宇宙とエネルギー」をテーマとした科学館として、１９８９年に開館しました。
２００を超える参加型の常設展示アイテムのほか、サイエンスショーなどがあります。

そして、メインともいえる巨大なプラネタリウムのドームの直径は、なんと２６,５メートルもあって世界で第５位の大きさだそうですよ。
全天デジタル映像装置を組み合わせたプラネタリウムによる天体映写は迫力満点です！

ちなみに、この科学館がある中之島４丁目は、ノーベル賞受賞の湯川秀樹氏が中間子論を構想していた場所だそうです。

リーガロイヤルホテル

大阪を代表する高級ホテルである「リーガロイヤルホテル」。