気分は江戸っ子！下町・浅草の愛され和食店でお腹も満たされる！

浅草は観光地として大人気ですが、その街にジャンル問わず何十年も続く老舗が立ち並ぶ場所でもあります。今回は浅草にある美味しい和食屋さんをご紹介します♪

1.蕎亭 大黒屋 （きょうていだいこくや）

入り口に看板がありますがお店は少し奥まっていて緑に囲まれています。店内は和室のような作りで昔ながらのお店という印象です。ご夫婦二人で経営をされているようです。

お品書きは女将さんが持ってきてくれるのですが扇子の両面に書かれていて味があります。接客は女将さんが担当していて、ご主人は厨房を切り盛りしています。

完全予約制とはいえ、お店があまり混んでいなくても提供までに時間がかかるため１時間程度はみた方が良いです。お値段は少し強気な設定となっていますが、その金額を払っても時間がかかっても行く価値のあるお店です。

2.弁天山美家古寿司

景色に馴染みつつも存在感のあるこちらのお店。隣に薬局があるのでわかりにくくはないと思います。店内はカウンター７席。テーブル１０席とそこまで広くはないものの、小綺麗で清潔感のあるお店です。満席の時はお店の外に、満席の札が置かれます。

綺麗なお店なのでわりと新しいのかと思いきや、創業は１８６６年。かなりの老舗です。今は５代目親方を筆頭に６代目と女将さんでお店を営んでいます。

握りを中心に、５５００円からありコースなんかもあります。漬け丼やちらし、おつまみやアルコール類もありメニューは結構豊富です。

3.米久本店

お店の外には「米久本店」の提灯がつるされています。年季を感じる建物で、店内も古き良き雰囲気が残されています。店内入り口には太鼓が置いてあり来客数を知らせ歓迎するためのものだそうです。

１８８６年創業のお店でこちらもかなりの老舗店です。基本的にメニューは２種類、お肉の質の差で両方とも３０００円代。「特」は霜降りロース「上」は脂控えめとなっています。

テーブルには鍋が用意されていて、最初ある程度までお店の方が作ってくれその後は自分で作るスタイルです。好みに合わせて割り下・ダシを調節出来ます。

4.駒形どぜう 本店

店構えは昔ながらの雰囲気を残しつつわかりやすいお店です。店内は座敷席、テーブル席、個室（予約）とあり全体で２６６席あります。

「どじょう」ではなく「どぜう」と言うのは４文字は縁起が悪いと古くから言われているため、「どぜう」と言うそうです。創業は１８０１年で、２００年以上歴史を持つお店です。

こちらのお店はどぜうはもちろんですが、米・酒・味噌・醤油・みりん・山椒・七味、材料全てにおいて昔も今もこだわりを持っているお店です。

5.初小川

こちらも昔ながらの江戸町に溶け込むような店構えで店内もとても独特ながらも趣のある空間です。店内は１４席と少なく予約必須と言えるでしょう。

１９０７年創業のうなぎ専門店でタレはずっと継ぎ足し使われている、秘伝のタレ。甘さは控えめですが、丁度良い塩梅で作られています。上中下と位があり、うなぎの量が違います。

お値段もうなぎは高いイメージがありますがこのお店では、そこまで高くなくリーズナブル。炭火でじっくりと焼き上げるため、提供までには時間がかかるので時間に余裕を持って行くのがオススメです。

6.大多福

大きな提灯が目印になりそこから少し奥まった場所にあるこちらのお店。１階にはカウンター席があり、２階にテーブル席があり全体では、５０席前後あります。

１９１５年創業でメニューに値段の記載はありませんが、おでん１品につき１１０～５３０円。他・季節商品時価　常時３５～４０品の用意がされているようです。

アルコールもですが、おでん種一つ一つのお値段の記載がない上に、お値段は張りますので注意が必要ですがそこまでしてでも食べる価値はあります。

7.喜美松

独特なお店の入り口で、赤い提灯があります。店内は江戸町な雰囲気で、カウンター席・テーブル席・子上がりのお席と３４席あります。

こちらは「もつ」のお店で、豚の生食が禁止になる以前は豚もつの刺身もあり好評だったそうです。もつ刺が無くなったものの、焼き物もありお酒の進むメニューが多くみられます。

ビールを頼めば、豚の絵の入ったコースター。ホッピーを頼めば焼酎が豚の瓶に入っての提供。相当豚にこだわりがあるようで可愛らしいですよ。

７店をご紹介しましたがいかがでしたか？和食と言っても、ジャンルは色々とありやはり老舗店が多い印象ですね。ぜひ浅草に行ったら行ってみてください！