ワインの産地として名高いブルゴーニュ地方。フランス国内の河川を繋ぐこの地方の運河は、現在は旅行や観光に活用されています。今回は、ワインやグルメ、歴史的建造物や美しい自然などの魅力が溢れるブルゴーニュ運河クルーズについてご紹介いたします。
複数種のワインの配合比によって味や風味が決まるブレンドワインとは違い、一種類のブドウのみを使用しているブルゴーニュワインは、ブドウが育った気候風土(テロワール)が味と風味に影響を与えます。
ディジョンにはマスタードやビネガーを扱うマイユの直営店(Boutique Maille Dijon)があります。この店でしか購入できない陶器に入ったマスタードはお土産にもオススメ。
「フランスの最も美しい村協会」に加盟している村には、最低でも二か所以上の歴史的建造物や自然遺産を含む保護地区があります。人口2000人以下の小さな村なので、散策や日帰り観光にもうってつけ。
5.設立時の面影を残す歴史的建造物
フランスでは事前に講習を受ければ、船舶免許を持っていなくてもボートを借りることができます。仲間や家族と冒険気分を味わうか、至れり尽くせりの豪華クルーズを楽しむかはあなた次第。
船とはいっても、最高速度は時速20キロ、運河脇の道をゆく自転車の方が早い。あせらず、のんびりがペニッシュ遊びの基本ですかね。 途中、やたらと水門があるので、船を水門内にいれ、舫いでつなぎ、水かさがあがったらまた前進を繰り返す。それで大体30分はかかる。 しかも、水門番のおじさんが、 「この村のワインですよ。お勧めなんだけどねえ。船で飲むのに丁度いいよ」とか 「うちでつくった蜂蜜だけどねえ。これがとびきりうまいんだ。明日の朝のパンといっしょにどう?」 ってな感じで話かけてくるので、ついつい話にのったりして。 そのうえ、水門はお昼は2時間休みだし、夕方も6時にはとっとと閉まっちゃうし。。。 結局1週間で120キロの運河下りとなりました。 途中、船をとめては地元のワインを探したり、田舎のレストランでランチしたりとフランスの田舎が堪能できました。興味がある人はおためしあれ。 シーズン中はどうなのか知りませんが、今はこのあたりのロックを通過していくのは1艇か2艇のようです。
その艇が、朝何時にどこのロックを通過し、今日はどこのロックまで行く予定なのか、彼らは把握して、滞りなくロックの開閉をしてくれます。 たとえそれが1日に1艇であってもです。 そして昨日今日、私たちが通過したこのあたりが、ブルゴーニュ運河の中でも一番素晴らしい景色のところだそうです。 この豊かな自然、先人が築いた運河、その誇るべき遺産を守り、楽しんでもらうため、かれらは黙々とロックの開閉をしてくれました。 コストパフォーマンスが高い
クルーズにはいつの日か行ってみたいと憧れていた。若い頃は財力がない。40~50歳台は仕事で時間 がない。リタイア後、健康に恵まれ少しの財力がありようやく夢がかなった。 クルーズは高価で贅沢という観念があったが初めて参加して、コストパフォマンスが高いと思う。 ホテル、食事、酒、観光、船以外でのランチやディナー、飲物、酒等すべて含まれている。しかもすべて美味。
おいしい食事とお酒、現地の人たちとの交流、観光などの旅行の魅力が、この運河クルーズにはギュギュッと詰め込まれているようです。
ブルゴーニュ運河クルーズ
フランス・リバークルーズ・フレンチカントリー・ウォーターウエイズ
ブルゴーニュ地方は交通網が発達しており、電車や車を使えば観光スポットを効率よく回ることができます。ですが、時間を気にせず船でのんびりクルーズをするのもきっと楽しいですよ。
素材提供:トリップアドバイザー
行ったらここをチェック!
1.運河に設けられた水門・閘門
http://blog.zaq.ne.jp/ohisamaotsukisama/category/13/5
ブルゴーニュ運河には、船の航行のために水位を上下させる水門や閘門(ロック)が数多く設けられています。ロックキーパーと呼ばれる管理人が開閉作業を行うところもあれば、船の乗組員がボタンの操作などを行う無人の自動式もあり、これらを越えることがクルーズの醍醐味と言えます。fourthandfifteen
ロックキーパーはフランス水路管理局に所属している国家公務員です。ロック作業の手伝いをしたり、地域の観光情報を教えてもらったりしているうちに素敵な旅の思い出が増えることでしょう。2.ブドウ畑とワイナリー
http://viedeparis-alex.blogspot.jp/2012/07/blog-post.html
ロマネ・コンティの産地であるコート・ド・ニュイやモンラッシェの産地であるコート・ド・ボーヌ、辛口白ワインの産地シャブリのブドウ畑やワイナリーに足を運んではいかがでしょうか。もちろん、ワインのテイスティングもできます。複数種のワインの配合比によって味や風味が決まるブレンドワインとは違い、一種類のブドウのみを使用しているブルゴーニュワインは、ブドウが育った気候風土(テロワール)が味と風味に影響を与えます。
3.絶品の郷土料理
http://haofu.blog.so-net.ne.jp/2012-05-01
旅先ではその土地の美味しい料理を食べたいもの。ブルゴーニュ地方の郷土料理はブフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)、ポシューズ(淡水魚の白ワイン煮込み)など、ワインを使用していることが特徴です。ディジョンにはマスタードやビネガーを扱うマイユの直営店(Boutique Maille Dijon)があります。この店でしか購入できない陶器に入ったマスタードはお土産にもオススメ。
4.フランスの最も美しい村
ブルゴーニュ地方のシャトーヌフとフラヴィニー・シュル・オズラン、スミュール・アン・ブリオネ、ノワイエ・シュル・スランとヴェズレーは「フランスの最も美しい村協会」に加盟しています。実際に足を運び、その美しさを確かめましょう。「フランスの最も美しい村協会」に加盟している村には、最低でも二か所以上の歴史的建造物や自然遺産を含む保護地区があります。人口2000人以下の小さな村なので、散策や日帰り観光にもうってつけ。
5.設立時の面影を残す歴史的建造物
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ブルゴーニュ地方には、12世紀に設立されたフォントネーのシトー会修道院やフランスの「歴史的建造物」に指定されているポンティニー修道院、ルネサンス様式のアンシー・ル・フラン城などの建造物があります。歴史に関心のある方は足を運んではいかがでしょうか。Tukulti Ninurta
コート・ドール県のアリーズ・サント・レーヌ村には、紀元前52年ごろにカエサル率いるローマ軍とガリア人が戦った「アレシアの戦い」の古戦場跡やガリア人の指導者ウェルキンゲトリクスの彫像、博物館があります。古代ローマやカエサルに興味のある方にオススメ。「ブルゴーニュ運河クルーズ」について
http://homepage2.nifty.com/21c/newpage29.htm
パリの南東部に位置する全長242kmのブルゴーニュ運河を船で移動します。台所や寝室、エアコンなどを完備したボートを借りて自分でボートを操縦する旅もあれば、操縦士やシェフのいる船で食事・観光つきのクルーズを楽しむコースもあります。フランスでは事前に講習を受ければ、船舶免許を持っていなくてもボートを借りることができます。仲間や家族と冒険気分を味わうか、至れり尽くせりの豪華クルーズを楽しむかはあなた次第。
訪れた人の声
http://blogs.yahoo.co.jp/aya92210/166547.html
その艇が、朝何時にどこのロックを通過し、今日はどこのロックまで行く予定なのか、彼らは把握して、滞りなくロックの開閉をしてくれます。 たとえそれが1日に1艇であってもです。
http://blog.zaq.ne.jp/ohisamaotsukisama/article/219/
クルーズにはいつの日か行ってみたいと憧れていた。若い頃は財力がない。40~50歳台は仕事で時間 がない。リタイア後、健康に恵まれ少しの財力がありようやく夢がかなった。 クルーズは高価で贅沢という観念があったが初めて参加して、コストパフォマンスが高いと思う。 ホテル、食事、酒、観光、船以外でのランチやディナー、飲物、酒等すべて含まれている。しかもすべて美味。
http://www.oceandream.net/record/gobarging_belle_epoque2.pdf
おいしい食事とお酒、現地の人たちとの交流、観光などの旅行の魅力が、この運河クルーズにはギュギュッと詰め込まれているようです。
オススメの休憩・散策スポット
Tonnerre(トネール)
ブルゴーニュ運河に面した町。中心部にある泉フォス・ディオンヌは深さ300mを越えるそうです。泉の周囲にある円形の洗濯場は18世紀に作られたものです。中世フランス最大の病院オテル・デュー・ド・トネールは、13世紀にこの地に設立されました。■ 基本情報
- ・名称:ヨンヌ県トネール
- ・アクセス:パリから高速鉄道(TGV)で約1時間40分
- ・参考サイトURL:http://www.tonnerrois.fr/index.php
合わせて読みたい参考ページ
フランス運河クルーズの旅ブルゴーニュ運河クルーズ
フランス・リバークルーズ・フレンチカントリー・ウォーターウエイズ
アクセス情報・地図はこちら
Dijon(ディジョン)
■ 基本情報
- ・名称: コート・ドール県ディジョン
- ・アクセス:パリから高速鉄道(TGV)で約1時間40分
- ・参考サイトURL: http://www.destinationdijon.com/
Les Canalous Pontailler sur Saône(キャナル社 ポンタイエ・シュル・ソーヌベース)
■ 基本情報
- ・名称:Les Canalous Pontailler sur Saône
- ・住所:Chemin Halage、21270 Pontailler-sur-Saône
- ・アクセス:パリから電車で約1時間30分、ディジョンから車で40分
- ・電話番号:+33 03 85 53 76 74
- ・キャナル社公式サイトURL:http://www.canalous-bourgogne.com/
ブルゴーニュ地方は交通網が発達しており、電車や車を使えば観光スポットを効率よく回ることができます。ですが、時間を気にせず船でのんびりクルーズをするのもきっと楽しいですよ。
素材提供:トリップアドバイザー