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平櫛田中は、明治・大正・昭和と3代を生き107歳でこの世を去った彫刻家です。小平市には晩年の10年間を過ごしており、彼のアトリエが美術館になっています。彼自身の収集品を含めて、多彩な展示と地域に根ざした企画展など、特徴ある美術館として人気になっています。 この地域のおすすめ記事
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1.「平櫛田中彫刻美術館」とは?
大正期に活躍した彫刻家「平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)」の作品を展示する美術館です。建物自体は元は平櫛田中の旧宅で「小平市平櫛田中館」として公開していました。平成6年に展示館を新築し、平櫛の遺族からの作品寄贈を機に、平成18年館名を「小平市平櫛田中彫刻美術館」と改名しています。2. 「平櫛田中彫刻美術館」の魅力
なんと言っても平櫛田中の残した作品を鑑賞できることです。塑像の彫刻に彩色を施すなど独自の手法を用いて独創的作品を作り続けてきた平櫛田中。彼の作品をこれだけ多く所蔵する場所はほかにありません。また、地域の美術館として、田中芸術への理解が深められるような企画や展示を行い、市民との協同による美術館活動に取り組んでいます。
3.お勧めポイント
平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)
明治5年岡山県井原市で生まれ、高村光雲の門下生となり、仏教説話や中国故事を題材にした作品を制作しました。大正時代、モデルを使用した塑像の研究を行い、昭和に入って彩色の使用をするなど、伝統と近代の融合を試みた作家です。昭和45年から小平市に居を構え、107歳で亡くなる昭和54年までこの地で0年間を過ごしました。
平櫛田中邸
大正時代のアトリエ付き住宅の姿を今に残す平櫛田中旧邸。ここは、横山大観、下村観山ら日本美術院の画家たちの支援によって建てられました。自然光を採り入れるためにアトリエを居宅部分より傾けて設計され、北向きの天窓を備えるなど、近代アトリエの先駆けとなる建物です。通常は非公開ですが、地域やNPOなどの有志によって清掃・修繕と公開活動が折々に行われています。
平櫛自身の収集品
この美術館には、平櫛田中の作品のほかにも、平櫛自身が収集した作品を所蔵し、季節毎に展示しています。主なものに、「棟方志功」「松田権六」「北大路魯山人」「富本謙吉」などの作品群があります。また、梅の花の時期に美しい庭園とともに鑑賞する「おひなまつり展示」は、人気が高く訪れる人を楽しませてくれます。
4.口コミ
岡山の井原にある平櫛田中美術館に東京から通いつめた学生時代。「気楽坊」という木彫像を見るためだけに。あの表情が、不屈の魂 。 RT @aart_bot: いまやらねばいつできる。 わしがやらねば 誰がやる。 彫刻家:平櫛田中の名言 pic.twitter.com/Ywk3QFrCHp
— さのじゅん(スイミー) (@sanojun53) 2015, 8月 14
平櫛田中美術館静かな感じで良かった pic.twitter.com/KDnSgnk6rg
— れこ (@rekokosumi) 2015, 3月 28
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 小平市 平櫛田中彫刻美術館
- ・住所: 東京都小平市学園西町1-7-5
- ・アクセス: 西武多摩湖線「一橋学園駅」から徒歩10分
- ・開館時間:10:00~16:00
- ・閉館日: 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
- ・電話番号: 042-341-0098
- ・料金: 一般300円、小・中学生150円
- ・公式サイトURL: http://denchu-museum.jp/
明治から昭和まで3代を生きた彫刻家平櫛田中。彫刻家を目指す人たちにとっても、多くの作品に触れられる素晴らしい場所です。