食べ物がおいしくて温暖な気候に恵まれた四国や人気の観光地。そんな人気スポットに必ずあるのが水族館ですが、四国の水族館はちょっと個性的なところが多いのが特徴。今回は旅行がてら寄りたい魅力が詰まった水族館を紹介します。
1.新屋島水族館
http://blog.livedoor.jp/pokomenchi0929/archives/51947874.html
山の上の小さな水族館でマナティに出合う
山の上にあるとても小さな「新屋島水族館」。イルカやアシカのショーといった水族館の定番人気のイベントも行っていますが、「新屋島水族館」では独自のイベントを打ち出していて話題なんです。
珍しいマナティがいるだけでもおお!とテンションが上がるのですが、さらには土日祝日の10:00~お子様限定ですが餌やりイベントがあります。他にも産まれたばかりの雛ペンギンとの写真撮影やペンギンが館内を自由に歩き回るお散歩をしたり、透明ボートに乗ってイルカを触れたりと
他にはないイベントがもりだくさん。とても小さいのでレストランなどの施設はないですが、半日いれば十分な規模なのでお昼は別の場所で食べる計画でお出掛けするのが良さそうです。
■ 基本情報
- ・名称:新屋島水族館
- ・住所:香川県高松市屋島東町1785-1
- ・アクセス:「JR屋島駅」屋島山上シャトルバス・タクシー約10分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:087-841-2678
- ・公式サイトURL:http://www.new-yashima-aq.com/newYAQ/home/home.html
2.日和佐 うみがめ博物館 カレッタ
日和佐うみがめ博物館「カレッタ」
ウミガメのすべてが分かる!唯一無二の博物館
「日和佐 うみがめ博物館 カレッタ」はウミガメについて楽しみながら学べる博物館です(※カレッタとは日和佐地域に産卵に来るアカウミガメの学名)。0歳~3歳の子ガメの成長が分かる水槽やこんなウミガメがいるんだ!?と驚くこと請け合いの世界に分布する7種類と1亜種のウミガメの剥製展示など
独自路線を突っ走る展示内容は唯一無二の存在。もちろん本物のウミガメの姿を観察することもできますよ。ウミガメハイビジョンシアターでウミガメや産卵について学んだらクイズに挑戦!ウミガメ博士を目指しちゃいましょう。
屋外には大ガメプールがあり、カメ達が悠々と泳ぐ姿が見られます。おやつをあげることもできます。館内にはレストランはなく飲食も禁止。食事は近隣のレストランで済ませるなどお昼の時間帯を避けて行くのが正解です。
■ 基本情報
- ・名称:日和佐 うみがめ博物館 カレッタ
- ・住所:徳島県海部郡美波町日和佐浦370-4
- ・アクセス:JR日和佐駅から徒歩20分
- ・開館時間:AM9時~PM5時
- ・休館日:毎週月曜日(国民の祝日にあたる時はその翌日)/12月29~31日
- ・電話番号:0884-77-1110
- ・入館料:大人 600円中高生 500円小学生 300円
- ・公式サイトURL:http://www.new-yashima-aq.com/newYAQ/home/home.html
3.虹の森公園 おさかな館
http://blog.livedoor.jp/kotsume_fn2/archives/51885883.html
幻の魚「アカメ」が見れる貴重なスポットとして有名
四万十川をはじめとする淡水に棲む魚たちを中心にした魚を展示している「 虹の森公園 おさかな館」。アットホームな雰囲気でのんびりと館内を見て回ることができます。
ウナギに触ることができたり、クリオネがいたりと小さい施設ながら見所いっぱい!目が赤く光ることからその名が付いた、四万十川流域に生息する幻の魚「アカメ」も見られますよ。
と、川魚が中心のおさかな館ではありますが、子ども達に人気があるのはペンギンの散歩やかわうそ達。ペンギン餌やりが見られる時間もあり大喜びする子が続出! ランチ処としてはおさかな館にはありませんが、公園内にフードコーナーやレストランがあるのでご安心を。
■ 基本情報
- ・名称:虹の森公園 おさかな館
- ・住所:愛媛県北宇和郡松野町大字延野々1510-1
- ・アクセス:JR松丸駅下車 徒歩3分
- ・開館時間:10:00~17:00
- ・休館日:毎週水曜日(※祝日、春休み、GW、夏休み、冬休みは休まず営業します)
- ・電話番号:0895-20-5006
- ・料金:高校生以上 900円/小・中学生 400円 /幼児(三歳以上) 200円
- ・公式サイトURL:http://www.morinokuni.or.jp/publics/index/27/
4.桂浜水族館
坂本龍馬ゆかりの桂浜にある観光名所の水族館
坂本龍馬で有名な桂浜の桂浜公園の浜辺に位置する「 桂浜水族館」は土佐湾を一望しながら館内を巡ることができる観光名所としても有名です。
アシカショーやペンギンショーはもちろんありますが、注目すべきはトドのショー。四国では唯一トドが見られる施設なんです。水族館側でも四国初!と力強く謳うだけあって力を入れているショーのひとつです。ほかにもナマコなどが触れるタッチプールやウミガメの餌やり、釣りができたりと
見て触れて楽しむことができます。館内にはフードストアはありますがレストラン等はないので落ち着いて食べたい人は他で食べてくることをオススメします。
■ 基本情報
- ・名称:桂浜水族館
- ・住所:高知県高知市浦戸778 桂浜公園内
- ・アクセス:「JR高知駅」または「はりまやばし」からとさでん交通バス桂浜行30分
- ・開館時間:9:00~17:00
- ・休館日:年中無休
- ・電話番号:088-841-2437
- ・料金:大人 1,200円/小学生・中学生 600円/幼児(3才より) 400円
- ・公式サイトURL:http://katurahama-aq.jp/
5.足摺海洋館
直径9m・深さ6mの大水槽で泳ぐサカナの姿は圧巻!
「足摺海洋館」の目玉は何と言っても直径9m・深さ6mの大水槽。土佐の海を表現した水槽の中では長1mを越すシノノメサカタザメなどの大型のサカナからイサキ・ギンガメアジなど群遊するサカナたちもいてまるで海の中を切り取って持って来たかのような光景が見られます。
こちらの人気はマンボウ。なんと地元の定置網で捕獲したのだそう。マンボウって勝手に海外にいそうなイメージですが日本にもいるんですよ〜。タッチングコーナーではウニ、ヤドカリ、ナマコ、エビなどが触れます。ちょっと怖いかもしれないけれどぜひ触ってみてくださいね。
近くにある足摺海底館と合わせて行くと、より海に対する理解が深まりそうです。ちなみに館内には売店やレストランはないので、お昼時に訪れる際は注意してください。
■ 基本情報
- ・名称:足摺海洋館
- ・住所:高知県土佐清水市三崎字今芝4032
- ・アクセス:中村より国道321号(足摺サニーロード)へ入り約45分/宿毛より321号を通り土佐清水方面へ約45分
- ・開館時間:8:00~18:00 (4月~8月)/9:00~17:00 (9月~3月)
- ・休館日:12月の第3木曜日(年1回のみ)
- ・電話番号:0880-85-0635
- ・料金:18歳以上(生徒を除く)720円/児童・学生(小・中・高校生) 360円
- ・公式サイトURL:http://www.kaiyoukan.jp/index.htm
6.四万十川学遊館 あきついお
季節ごとにがらりと展示が変わる生きた博物館
フィールド調査で得られた知識や情報を展示しているあきついおでは、季節ごとに展示ががらりと変わります。その季節事の見所を紹介します。まずは春。動物達にとって繁殖の季節ですがそれは魚も同じ。あきついおではタナゴの仲間を数種類展示するのですがこの時期はオスが婚姻色に変わるんです!
恋する魚の色がどんな色かぜひご覧ください。次に夏。四万十川の河口エリアでは暑くて雨が降らないと塩分濃度が上がって海水魚がやってきます。マスやヒラメ、フグなどといった魚の幼魚を紹介しています。秋は楊枝のような姿のヨウジウオの仲間達が四万十川で見られるようになります。
この魚達の面白い特徴であるオスが子育てする姿、ぜひ新米お父さんに見せてやりましょう! 冬は四万十川の魚達は静かになります。が、こちらでは世界の川魚も飼育しているのでこの時期はナイル・パーチブラック・アロワナなどを見ることができます。とにかく魚好きの天国のような場所です。
基本情報
- ・名称:四万十川学遊館 あきついお
- ・住所:高知県四万十市具同8055-5
- ・アクセス:高知自動車道四万十町中央ICから、車で約1時間20分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:月(祝日の場合は翌日)(春・夏・冬休みは無休)
- ・電話番号:0880-37-4110
- ・料金:一般860円/中高生430円/小人(4歳以上)320円
- ・公式サイトURL:http://www.gakuyukan.com/doc/tombo-gakuyukan.html
いかがでしたか?本州にはない独自路線の水族館が多い四国は本当に魅力的なエリアですよね。次の旅行の行き先を四国に絞ったらぜひどこか水族館も立ち寄ってみてくださいね。
素材提供:トリップアドバイザー