Norio.NAKAYAMA
歌舞伎を見たい!と思っても、何をどうしたら良いのか…という方も居るかと思います。そこで、歌舞伎を見る為の5つのステップを確認してみましょう!これを見たら、きっと歌舞伎座で圧倒される事無く落ち着いて歌舞伎が見れる筈ですよ!
1、まずは見たい演目を確認
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2014/07/post_77.html
まずは見たい演目をチェックしてください。演目のチェックは、それぞれの歌舞伎座の公式サイトなどでチェックすることができます。銀座の歌舞伎座の場合でしたら、二カ月先の演目の予定までは公式サイトに書かれていますので、そちらを見ながら何を見るか決めましょう。
基本的には、一幕ごとにまったく違う話が上演されます。
月によっては「通し狂言」と書かれた演目が出てきますが、こちらはいくつかの幕からなるお話を全部まとめて上演します!という事です。お話の筋が分かりやすいですが、一挙全話上演ですから…かなり時間がかかります。これだけでお昼の部が終わってしまうこともあります。
2、チケットを購入
歌舞伎のチケットは「チケットweb松」もしくは「チケットホン松竹」・劇場窓口で購入できます。「チケットweb松竹」ではネット上で24時間チケットを購入できるシステムです。前月の15日より購入できます。発券はセブンイレブン・郵送・劇場内の発券機の中から選ぶ事ができます。
「チケットホン松竹」は電話でチケットを購入できるシステム。前月の15日より購入が可能です。こちらは発券は劇場窓口・セブンイレブン・郵送の中から選ぶ事ができるシステムです。
http://www.kabuki-bito.jp/ticket.htm
劇場窓口では、受付で購入できますが前月の17日とwebやチケットホンより二日遅れていいます。人気の席にチケットはこの間に売り切れてしまう可能性も…。
http://heritager.com/?p=2904
このほか、一幕だけを見る事ができる「一幕見席」は当日入口傍の窓口で販売されます。 一幕見席は比較的安価で、演目を一幕だけ見るタイプの席なので時間が少し空いた時など気軽に歌舞伎を見る事ができます。こういった席で空気に慣れてから・・・という方法もあります! 3、入口はこちら!
http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/new_kabukiza.php
地図にもあるように、「一幕見席」とそれ以外の席では入口が違います。「一幕見席」は一幕だけを見る席なので、専用のエレベーターで4階まで上がって下さい。
http://chigyous.wordpress.com/page/9/
一等・二等・三等席と桟敷席の人は一般の入り口から入ります。入ったら、それぞれの席がある階にすぐに移動しても良いですし、お土産屋さんを覗いたりお店でお弁当を買ったりしても良いかもしれません。もし、レストランでの食事を希望する場合は早めに予約しておきましょう!数に限りがあるお店もあるので、油断していたら食べられない可能性もあります! 4、どこかから大声が!?
歌舞伎を見ていると、どこからともなく大きな声が!なんていうこともあります。これは「大向こう」という掛け声。「待ってました!」という声に役者さんが「待っていたとはありがてえ…」なんて続ける演目もあるとか。こういった声かけも含めての歌舞伎なので、びっくりするかもしれませんがご安心を。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASIH25006_R30C13A1AA2P00
ただし、女性がこういった声かけをするのはマナー違反。また、一等席の人も静かに見るようにして下さい。一等席は上流階級の席、というのが歌舞伎の世界での暗黙のルール。「大向こう」は三階席などで見慣れた人が行うのが楽しみ方ですので…初めての人はゆっくり歌舞伎を楽しんでください。 5、お土産も買ってね!
歌舞伎をしっかり楽しんだ後は、お土産屋さんで観劇土産を買いましょう!歌舞伎座一階と三階にあるお土産屋さんは歌舞伎を楽しんだ人しか買う事のできないお店。 http://blog.goo.ne.jp/midorigf2/e/9652de3b237d0cd75b69a61e874b1686
ただし一つ注意が。幕の間の休憩時間はあまり余裕がありません。お土産をゆっくり選ぶ時間が無かった…という事にもなりかねませんので、開場と同時にお土産屋さんを見にいきましょう!予算や品物などを予め決めておいて、長い休憩時間にサッと買ってしまわないと混み合う事も…沢山の素敵な商品がありますが…目移り厳禁です!