ホテルラウンジで優雅なひと時を♪「アフタヌーンティー」の楽しみ方とオススメ店8選【東京】

紅茶とスイーツなどの軽食を味わいながら、優雅におしゃべりをするアフタヌーンティーは、女性達のちょっとした憧れ。今回は、アフタヌーンティーを楽しむことができるホテルの中から特におすすめをピックアップしました。まずは基礎知識からどうぞ。

はじめに　アフタヌーンティーとは？

イギリスで生まれたアフタヌーンティーは、紅茶と共にサンドイッチ、ケーキなどのスイーツとスコーンなどの軽食を楽しみます。提供の形式は、ブッフェ形式だったり、2～3段式のスタンドで運ばれてくる場合といろいろあります。

由来として、1840年頃のイギリスでは、女性たちが独自に社交の場を必要としていました。彼女たちは夕食時間には、パーティに観劇といった夜の社交が必要になるので、どうしても夕食が遅くなってしまいます。その為に、こうしたお茶の際に、様々な軽食を取るようになり、それが習慣化しました。現代では、イギリスでも一般的な習慣になり、特別に厳しいマナーなどは必要ありません。

アフタヌーンティーを楽しむポイント♪

アフタヌーンティーのスタンドをよく見ると、下からサンドイッチ、スコーン、デザートの順になっているのがわかると思います。食べる順番も、サンドイッチ、スコーン、デザートと進んでいくのがマナーです。
優雅に美味しい紅茶と共に食事を味わいながら、アフタヌーンティータイムを楽しんでくださいね。

ちなみに、2～3段重ねのティースタンドはアフタヌーン・ティーのシーンではよく出てきますが、もともとは小さなテーブルや背の低いテーブルを有効に使うために使われていたそう。もしも広いテーブルでアフタヌーン・ティーをする場合は、ティースタンドは使いません。一応これも作法の一つですね。見かけがとってもお洒落ですし、いかにもお茶会といった感じなのであると気分が出ます。

1.帝国ホテル　インペリアルラウンジアクア【日比谷】

帝国ホテル東京のアフタヌーンティーは、スープも味わうことができるのがうれしい点。メニューは季節によって変わりますが、サンドイッチと共にキッシュやフォッカッチャなどが並びます。

日比谷公園を臨むロケーションは、気分をリラックスさせてくれます。

店内は、木材をベースとした、とっても上質で拡張高い雰囲気が出ています。こちらで本格英国式のアフタヌーンティーを味わうことで、極上の時間が過ごせます。旬の素材を活かしたアフターヌーンティーメニューは、プリンにタルト、ケーキにスコーンといったそれぞれのメニューが色鮮やかに取り揃えられています。コーヒー、紅茶、オリジナルティーはおかわり自由なので、気兼ねなくトークに花を咲かせましょう。

2.ザ・ペニンシュラ東京　ザ・ロビー【有楽町】

香港でも人気のペニンシュラの伝統的なイギリス式のアフタヌーンティーを東京でも楽しむことができます。 生演奏と共に季節の素材を使った食事で優雅な時間を過ごせます。開放的な雰囲気も素敵ですね。

とっても豪華な空間となっているザ・ロビー。スコーン、フィンガーサンドイッチ、プチフールが3段ティースタンドに盛られたアフタヌーンティーを楽しめます。ここのシャンデリアは天空にのぼる花火や蛍がイメージされたもので、優雅なティータイムに華を添えてくれます。このアフタヌーンティーの為に、14:30～17:00の時間に来店される方も多いとか。

3.ホテル椿山荘東京　ル・ジャルダン【目白】

ステキな庭園の眺めと共にアフタヌーンティーを楽しめるのが、ホテル椿山荘のル・ジャルダン。
限定の土日祝日のみ、完全予約制の庭園を見下ろす眺望のよいパゴダルームでのアフタヌーンティーも提供しています。

季節に応じて、そのメニューも変化します。例えば春の時期なら。「春を感じる桜アフタヌーンティー」ということで、桜ムースや桜ゼリーといった、華やかなものに。また、スコーンも「よもぎ」のものなど、日本における伝統の春が堪能できます。ティーは、約20種類以上の茶葉から選択可能。2~4名様で予約できるので、お友達を誘ってみてくださいね。

4.マンダリンオリエンタル東京 オリエンタルラウンジ【日本橋】

マンダリンオリエンタル東京でのアフタヌーンティーは、モダンな雰囲気の器に並べられたスイーツがとってもおしゃれな雰囲気。 天空のような眺望のよいホテル最上階のラウンジで極め細やかなサービスと共にアフタヌーンティを楽しむことができます。

オリエンタルラウンジはホテルの最上部。この美麗な空間で味わえるアフタヌーンティーは、まさしく最高の時間となることでしょう。メニューは、スコーン、サンドイッチ、プレデザート、メインデザートです。飲み物は、マンダリンオリエンタルブレンドからコーヒーまで約20種から選べます。これらのメニューは、全てペストリーシェフによって用意されています。

5.インターコンチネンタル 東京ベイ ニューヨーク ラウンジ【竹芝】

デザート工房のパティシエが丁寧に作り上げた自家製スコーンとガトーとともに香りのよい紅茶を味わう伝統的なアフタヌーンティー。シックで洗練されたインテリアが素敵。贅沢なひと時を過ごすことができます。

このお店の特徴として、通常であれば洋風ティースタンドのみのところを、和の重箱バージョンも選ぶことができます。まさにインターナショナルな「ニューヨークラウンジ」ならではのおもてなし。きっと外国の方も喜ばれるのでしょうね。日本人でも嬉しい気分になります。このメニューには、スイーツやアラカルトにも「和」が散りばめられています。

6.パークハイアット東京　ピークラウンジ【新宿】

自然光の柔らかな光と緑が多いラウンジで楽しむアフタヌーンティーは、まるで英国の庭園にいるような優雅な気持ちになります。好きなだけ食べられるシェフ特製のプティデザートとフィンガーフードと共におしゃべりも弾みます。

ガラス張りの店内は、たくさんの日差しが降り注ぎ気持ちのいい空間。開放的な雰囲気でリラックスできます。都心を一望できます。

三段ティースタンドには、サンドイッチ、スコーン、ペイストリーなどといった伝統的なメニューが並びます。これらのメニューは数か月ごとに見直しを行い、例えばスコーンはプレーンに加え、四季に対応して「桜」、「抹茶」、「パイナップル」、「南瓜」などが加わっていくのも嬉しいです。また、サンドイッチ、ペイストリーなどを食べている間、スイーツ系4種、セイボリー系のフィンガーフード4種を載せたトレイがお客の間を回ってくれる「トレイサービス」も特徴的です。

7.ホテルオークラ 欧風料理オーキッドルーム【虎ノ門】

ホテルオークラのアフタヌーンティーは、イギリスで有名な紅茶会社テイラーズの10種の紅茶のはワゴンサービスが人気。ラグジュアリーな雰囲気の中でくつろぐひと時は、幸せな気分になれます。

堪能できるメニューは、3段のハイティースタンドに置かれています。それぞれ、スコーン（プレーン・レーズン）、プティケーキ 、サンドウィッチ。それに紅茶がついてきます。紅茶の種類は、アールグレイ、チャイナローズ、サウスアフリカ クワズルなど様々です。1名からでも利用でき、ドレスコードはカジュアルスマートとなっています。

8.ウェスティンホテル東京 コンパスローズ【恵比寿】

ウェスティンホテル東京のアフタヌーンティーセットは、オーソドックスなクラシカルアフタヌーンティーと、極上のデザートを堪能できるデザートアフタヌーンティーの2種類あります。ドリンクも15種類あります。

洗練された印象のラウンジには、大きな窓が。天気のいい日は東京タワーが見えますよ。

Barといった雰囲気を湛えたお店で堪能できるアフタヌーンティーは、かなりボリューミィ。サンドイッチはチーズとハム、トマトとレタス、ツナがあります。スコーンはかなりビッグサイズ。それにバターカップケーキと玉ネギとベーコンのキッシュ。スイーツはゼリー、タピオカのせミルクチョコレート、タルト、にフロマージュブラン、コーヒーとバニラのムースと、ボリュームたっぷり。アフタヌーンティーでお腹を満たして、夜の社交にお出かけしましょう。