フランク・ロイド・ライト設計の建築物！東京都豊島区にある「自由学園明日館」とは

１．自由学園明日館とは？

自由学園明日館（みょうにちかん）は、1921年、近代建築の巨匠フランク.ロイド.ライトと遠藤新により、自由学園の元校舎として建設されました。1997年に国の重要文化財に指定された後、４年かけて保存修理を行い、動態保存のモデルケースとして一般公開し、多くの方が訪れる場所となりました。

２．自由学園明日館の魅力

旧帝国ホテルなどの設計を手掛けたフランク・ロイド・ライトの作風がよく表れた建築物です。
プレーリースタイル（草原様式）と呼ばれる、建物の高さを抑え水平線を強調することでアメリカ北部のプレーリーと呼ばれる草原地帯との調和を目指した建築様式で建てられています。大谷石と木材を多用した落ち着いた雰囲気の造りです。
ホールには、この建物のデザインを象徴づける幾何学模様の窓があり、食堂も外光を巧みに取り込み，幾何学的な装飾を用いて変化に富ませた内部空間を作っています。
建築ファンじゃなくても、是非訪れてみて欲しいスポットです。

３．自由学園明日館の見どころ・お勧めポイント

１、1日２組の限定ウエディング

大正時代の姿をそのままに残すノスタルジックな建物は、結婚式の会場としても大人気。自然光が効果的に注ぎ込むよう設計されたパーティーホールは、人生の大切な日を大切な人たちと過ごすにはぴったりの場所です。

２、喫茶室

喫茶付の入場料は６００円。屋根まで続く背の高いガラスが数枚はめこまれたホールが喫茶室になっていて、コーヒーか紅茶（ホットかアイスかを選ぶことができる）と、パウンドケーキかクッキーが付いています。高い天井を見上げながら、贅沢なひと時をすごすのはいかがでしょうか。

３、公開講座

建築デザインを始め、キリスト教や芸術・文化など、さまざまなジャンルで５０種類もの多岐にわたる公開講座が行われています。

４.自由学園明日館口コミ